『大佐、今日からノーマルスーツをつけて出撃なさって下さい 』
と言うことで・・・
本日は、珍しくツナギ来て作業。。
作業集中DAYということもあり汚れ仕事多数なのでww。
とりあえず昨日のファッテイルキットの続きです。
この先に想像もしなかったトラブルがあると知らずにとりあえずTechCycleのベルトキットを組み付ける前準備でノーマルのスターターに専用のスタータピニオンギアを取り付ける作業です。
コレが毎度のごとくかなりのコツがいるんです。
取り付けには付属の針金を用いてピニオンギアをスターターシャフトに固定します。
えっ??
針金なの??
と思う方もいると思いますがシャフトの抜け止のクリップ的な使い方なのでご安心を。。
結構硬い針金をゆっくりと押し込みながら一周まわすのですがとにかく地道な作業です。
きっと上手くつけることが出来なかった方もいるはず!!といったぐらい簡単そうで難しい。
で
こんな感じになります♪
まっすぐに伸びている部分をカットすれば完成。
スターターは完成したのでとりあえずベアリングサポートを装着、残念ながらファッテイルキット付属の物ではボルト頭部分があわなかったのでネジ屋に探してもらい取り寄せて六角穴つきタイプのロングボルトに変更。
長らく待たされたプーリースペーサーが先日届いていたのでベルトキットをサクッと組もうとすると・・・
マジ??
オフセット量はあっているけどフランジ部分などはまったく別物。。
う~ん、困った。
プリモ、BDL、テックサイクルとメーカーによってやっぱり若干違いがあるんですね~。
納得していても仕方ないのでとりあえず採寸。
で
いきなり加工開始。
旋盤でサクサクッと削ります。
削れ具合から行くと焼きも入っていなさそうなので問題なく加工が進みます。
で、出来上がったのがコレ
切削完了した物を『オス』として右の部品の中繰りを内径加工後に『メス』としてかなりキツイはめあい寸法で作りそれをプレスで圧入。
で結合完了後にTIGでしっかりと溶接して完成♪
と思いきや・・・
ファッテイルキットに付属のナットもベルトキットに付属のナットも使え無いことが続いて発覚。
立派な面構えですが使えなければただの鉄くずですww。
ということでナット&ワッシャーも製作。
こちらも旋盤でサクッと完成♪
実は、大径の内径ネジを旋盤で切るのは結構『ワザ』が要りますが・・・ww。
ベルトキットを装着するのでここのシールを裏返すことを忘れてはいけません。
裏返さないとエンジンオイルが結構な割合で漏れまくります。
ちなみにオープンベルトになっている車両でも裏返っていない車両もたまに見受けられますので要チェック箇所です♪
ついでに経年変化で配線が硬化してボロボロになってしまっているステーターコイル周りも新品に入れ替えておきましょう。
些細なことですがトラブルを未然に防ぐ為にも分解時に痛んでいるところなどは交換しておいたほうが懸命ですよ~♪
と、先ほど製作した部品たちを組みつけて行きます。
う~ん、バッチリ!!
無事にオフセットが完了です♪
って言うかまだリアドライブ周りが残ってますけど・・・。
リアドライブの採寸&組付けに入る前にせっかくホイールが外れているので
とりあえず大まかにフェンダーをカット。
昨日、いろいろと干渉部分を逃がしたところを再確認しながらオイルタンクのマウントを製作
ボルトナットで装着しそうな雰囲気の部品は付属してましたがオイルタンクのバッテリーの入る部分にボルトの頭が飛び出るのが気に入らずここも加工。
万が一バッテリーにボルトの頭が当たって振動などでバッテリーに穴が開いては目も当てられないので考慮してみました♪
タイヤハウス側からボルトでマウントすれば出来上がり~。
チェーンラインなどを採寸しないといけないのでとりあえずリアタイヤを装着して先ほど作業終了。
細かい作り物などが多い一日だったなぁ~。