昨日の晩から毎年恒例富士山アタック。
今回は残雪の影響もあり少し長い
『吉田ルート』
を選択
山梨県側からのアタックの為、最頂上の剣が峰に到達するには10合目の頂上に到達後、富士の火口を約半周回らないと行けません。
オイラが一番最初にチャレンジしたのもこのルートでした。
通常だと8合目ぐらいで一泊仮眠後のご来光アタックと聞いておりますがオイラ達は22:00ぐらいからアタック開始しそのまま直登&下山という内容でチャレンジしてます。
一番最初にアタックした時は残雪の為、走れる下山道が不通で上った道をそのまま下って下山という内容だったため非常に過酷だった記憶があります。
記憶に残っているだけでも21:30過ぎからアタック開始し剣が峰まで攻めたのち無事に五合目に戻れたのは翌日の15:00だったので初めての富士ということを差し引いてもかなり過酷??
今回も前情報では下山道は開いていないということでしたのであの過酷な状況を想定してのアタックでしたが結局天候の良さも手伝って下山道が解禁♪
天気に関しては今年度の山開きで一番良いとの山小屋管理人のお墨付きまでもらっちゃいました。。
今回は初めてのアタッカーが多いため経験者はサポート組に回り登頂開始。
サポートは他の山も攻めているということもあり
ヤッサン(3776m登頂経験複数回)
オイラ(3776m登頂経験2回)
義兄のカズ君(3776m登頂経験1回)
の3人がサポートメンバーで動きます。
総勢10人で山頂を目指しますが7人を引き連れて進むのはとりあえず経験豊富なやっさん。
その後少し時間をおいてオイラとカズ君が後を追いながら、着いていけない遅れ組を励まして山頂を目指すといった手法で挑みます。
とりあえずカズ君とくっちゃべりながら6合目に向かうととりあえず皆やる気十分な模様。
パーティを見送ってしばし休憩。
その後、7合目を目指して進んでいると
ん??
もうすでに遅れているメンバーが…
やっさんも心配して付き添っておりますがオイラ達が到着したのでとりあえず前部隊を追っかけて消えていきました。
ちなみにオイラは個人的にこのルートのつらい所は以前の経験上
6~7合目のダラダラ続く長い砂利の坂
と8.5合目~9合目を超えたあたりまで??
と思っております。
遅れているメンバーにはなぜか御嶽山登頂経験2回、その他低山複数登頂経験を持つMackies嫁の姿も…。
とりあえずもう一人の遅れメンバーハニスキマをカズ君に任せてオイラは嫁に付き後ろからサポート。
なぜかみるみる離れてっちゃう…。
おかしい??
それでも何とか複数の7合目山小屋をパスし次が8合目??ぐらいのところまで来たときにMackies嫁の動きが停止。。
顔色悪く、気持ち悪いとのこと…。
そうです
『高山病』
に掛ってしまいました。
高山病とは…
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%AB%98%E5%B1%B1%E7%97%85
とにかく対処方法は低地に下りていくという方法しかありません。
山小屋泊でも起きたら高山病という場合も多いようで根本的な解決にはならないようです。
ここでいろんな葛藤が頭をよぎりましたが、山小屋に嫁を一人放置とか一人で下山させるっていうのは何ともオイラは個人的に出来ない体質なようで遺憾ながら今回は嫁を安全に5合目まで戻すという結論に達しアタック中止。
『登も勇気、降りるも勇気』
と言われる言葉を今回は登山を始めてから初めて痛感しました。
とりあえず少し前を行っているカズ君に連絡し降りるという旨を伝えて下山開始。
その後は便利アプリの
『LINE』でパーティたちと連絡を取りながら行けるメンバーはすべて剣が峰を目指して頑張ってもらい、体に異変があったり心が折れちゃったりしたメンバーが出て来た場合の『基地局』的な動きに変更。
いくら携帯が便利と言っても、やっぱり富士山は山頂アンテナを持つ唯一の携帯電話会社のDocomoじゃないとなかなかリアルタイムな連絡は行き届かないですね。
今回身に染みて感じました。
その後、嫁と二人で6合目でご来光を見て(山梨側は登頂できなくても結構ご来光ポイントがあります)5合目駐車場に到着。
疲れ切っているMackies嫁に味噌汁を作って飲ましたのち寝かせて体力回復を見守りながらもほかのメンバーとのやり取りもあるのでオイラは終始携帯片手に翻弄。。
その後、ハニスキマが時間も押しているし登頂は無理という判断でカズ君サポートで下山開始。
完全に廃人…w。
直後に、たけー君からも9合目の鳥居にいるとのことで連絡が入りましたがこれ以上のアタックは無理とのこと。。
安全に下山することを伝えとりあえず下山に向かってもらいます。
もちろん下山後は
その後は、はるちゃん、S弟、やっさんの三人が剣が峰アタック成功♪との朗報を受け、夏目さんとカメちゃんの10合目到達の朗報も届き後は皆の無事な下山を待つのみ。
昼間は安全に見える富士山も夜間等は何が起こるかわかりません。
もちろん昼間も舐めた掛かればひどい目に合ったりすることもあると思うので単独行動は出来る限り避けて動くのが無難。
間違っても初めてで単独富士とかはやめてくださいね。
なめてかかっての軽装も下手すると命に係わりますので…。
何はともあれ5合目に皆無事に帰還♪
苦楽を共にしたりすると一層絆も強くなりますよね!!
参加されたみなさん本当にお疲れ様でした。
『山は逃げません』
ので、登頂成功。不成功にかかわらず新たな目標
登頂時間短縮
登頂
などいろんな目標が個々に出来たと思います。
時間のあるときであれば、こんなオイラですがお誘いいただければいつでも付き合いますので是非目標達成を目指して頑張りましょう!!
19の大将も無事に悲願達成♪
お疲れ様でした!!
次は富士宮からの剣が峰アタック行きましょう!!
カメちゃんも心折れず??悲願達成!!
その後は…
泥のように眠っておりました。
お疲れ様♪

はるちゃんとS弟は剣が峰までヤッサンと一緒に登頂成功!!
おめでとう!!!!!!!
今日はへとへとで余裕ないかもしれませんが、たぶん明日になればすごい達成感に感無量??