しばらく前に預かって元々付いていたものと同等品のレギュレターに交換するものの
発電量は13Vに届くかとどかないかといった具合のかなり少ない状況…。
入庫時の発電しない状態よりは良いけどコレじゃぁおかしいだろ??と色々と探求しておりました。
そんな手ごわかったバイクはコレ
ハーレーダビッドソンSX350
70年代に生産されていたイタリア製??のハーレーダビッドソンです。
手元に資料もないし結構ハマりましたね~。。
付いていた同等品のレギュレーターは、良く見かけるHDでおなじみの単相交流用の物が取り付けられております。
考えるにも配線図も無いしなぁ…
と悩んでいても仕方ないのでとりあえず行動あるのみ!!
色々と探っていくとやっぱりこれって3相でしょ??
といった具合にクランクケースからは3本の線が出ております。
そこにあんまヘンなもの突っ込んで炎上しても怖いので三本ともに出力が出てくるのか??導通があるのか??
を調べた挙句3本ともに出力が確認できているのでとりあえずゼファーの中古レギュレーターを仮付けしてチェック!!
あれ??
発電量0ですけど・・・・
ということでヤッパリ迷宮入り??
となりそうでしたが、もう一個用意していたZ用のレギュレーターに交換したところ
14V強の出力確認♪
アイドリングを落としても13.5Vほど出力してくれます。
ちなみにゼファー用は壊れていただけのようでしたww。
その後しばらくアイドリングで置いてからレギュレーターを触っても過熱も見られず
よっしゃーーーーーー!!!!!!!!!!
完成??
イエイエ、まだ完成はしません何と言っても適当に仮で配線しただけですから取りつける場所がありません。。
元々も絶妙な隙間にワンオフで突っ込まれていたのでなんかいい方法を考えないといけませんね~、今までの位置だとめちゃくちゃ整備性悪いし
なので
このサイドカバーをはずした状態でとりあえず構想を練りますが希少車両ゆえにステーを溶接したりするのは心が痛むので頭を悩ませます。。
ひらめいた♪
で、こんな感じにスッキリと収まりました。
もちろんこの上に純正のサイドカバーが共締めされるので外観上は全く違和感ありませんです♪
乗った感じ上が回らないので後はメーンジェットを少し調整してみて発電、走行状態等が良ければ出荷できると思います。