パンヘッドの続き
オーバーホールといえば、
サンドブラストで一皮めくって新品と見紛うほどにすることが多いのですが今回は、外観の汚れはできる限り洗浄で落として内部はしっかりと修理。
なぜかというと、オーナー様が乗り始めた頃にピカピカ出荷したので今の汚れはオーナー様の歴史
それを根こそぎ取るのもねぇ••••
とオーナー様もそういう雰囲気の好きな方なので今回は外部クリーニング無しっす。
※ブラスト、リペイント、ポリッシュ無しのこと
燃焼室、ポートは頑固な汚れをブラストで吹き飛ばし•••
ん???
ちょっと••••
ですよね〜
どえらい厄介な部分に穴が空いてるけど
もしかして•••
予想通りパンカバーを止めるボルト穴の加工ミスのようです。
なんかピンホールっぽいなって思ってエアブローしたらポシュ♪って大きくなったww
前バラしたときは全く気がつかんかったけど何かアルミパテみたいなもんで埋めてごまかしてあったのかな?
そのままだとまずいのでガイドを外し溶接で肉入れて修正
その後ガイドも、シートも全て調整
すり合わせもタコ棒で地味にではなく専用工具のラッパーで♪
ヘッドはあと面研とパンカバー部分のボルト穴をきっちりトルクがかけれるように全てリコイル化して作業完了
シリンダークリアランスもチェック済み、クロスハッチだけ仕上げ直しました。
細かい部分がやっぱり一番時間かかるね♪
本日ふとした拍子にギックリ腰を患ってしまったのはここだけの話ww