機械加工といっても
NCマシンの類いは個人のバイク屋レベルで買えるわけでもなく
当店に並んでいるのは町工場御用達の汎用マシンばかり

約40年前のフライス盤ですが今でも元気に動いてくれてます。
質実剛健さが日本のものづくりを支えて来たんだなぁ~
と感じさせられますねこういうの触ってると

ただプログラムがあるわけでもなくひたすらメモリと手作業で…
時間ばっかりかかるのはご愛嬌( ̄▽ ̄)

SS400クラスの材料でもここまでの長さの溝を掘るのに約30分
エンドミルが傷まない様に慎重に作業していくので、余計に時間食うといえば食うんですけど。
もう一本溝を掘ろうと思いましたが今日は断念
機械うるさいし深夜だし(>_<)
でもこんな地道に進めてて間に合うのかチョー不安なんですけど。

汎用マシンは使えば使うほどいろいろな加工ができるので、創作意欲さえあれば結構なんだかんだ部品作れます。
ただ今までの失敗で失った時間とお金を考えると恐ろしくなりますが、それの積み重ねで今があるということは間違いないのは確かです。
僕らがサクサク作っているのを見てたまに
「簡単そう」
という方がいますが…
まぁ、そういう人にはなにをいっても伝わらないのでおいらは基本相手にしませんけど(^_^;)
気持ち的にちょっと嫌ですよね、自分のやってきた時間が軽はずみな言葉一つで片付けられる感じというかなんというか…

こちらの3年ぐらい前に外装を作って放置していたbuellも
現状未完成でMackies から巣立っていきます。
外装が一式リトラクタブルなこの車両
ガスコックマウントとリークテストは御依頼いただきましたので追加作業完成しております。

先日調整したチョッパーも本日オーナーさんに試乗いただいたところ
いい感じになったと良いお言葉いただけましたので、残りの御依頼事項を作業時に今回作業した部分も再度しっかりと組直して納めさせていただくことにします。
今日は忙しい中わざわざの御来店ありがとうございました。
大分ショウバイク製作が追われておりますが、日常作業は随時普通にこなして行きますので車検、修理などの入庫に関しては平常どおり行っておりますのでご安心ください(^_^)