本日はエンジン系二台やる予定だったんですが、朝一番からレスキュー依頼
凍結路面でのスリップ転倒との事
なので、速攻引き取りに向かい引き上げて車両確認

ちなみに長女の同級生
国産アメリカンだからってウチを敬遠せずに若者たちにもどんどん来てもらってバイクをどんどんライフスタイルの中に浸透させていってほしいのが実情。
実際自分たちも若い頃はやっぱ国産からステップアップしたし、ハーレー乗ってる先輩達に遊んでもらってこのカルチャーにどっぷりハマったものですからね。
ウチら世代も次の世代にこのバイク、カスタムにおけるここまで育ったカルチャーを引き続き楽しんでいってもらいたいと思います。
イベントやツーリングなど是非若者交えて遊びたいですね!
そんな事を思いながらバイクを見ていくと...
え???
なんでマフラーからこんなにオイル?

滴ってます。。。

かなりの量なので、ウォーターハンマー(ピストン上にオイルやガソリンなどが乗っかった状態でクランキングし高圧縮にてエンジンを破損すること)喰らってエンジン壊れてもまずいのでとりあえず先に分解点検

タンクを外してエアチャンバーボックスを開けると....
並々にエンジンオイルで浸ってます。
マジか!!
転んだだけでこんな事になるの???
って正直目を疑いました。
そのままクランキングしてもエンジンかかるはずもないので、地味に分解
右サイドのエアクリーナーカバーからはなみなみになった溢れんばかりのエンジンオイルが
「ドプッ」
って出てきました。

下に溢れてるオイルは右BOXから出たオイルのみでこの量(>_<)
ってかブローバイにHarleyみたいにアンブレラバルブっぽいのついてなくエンジン内部直なんだねこの状況から推測すると....

若い子なので最低限では直してあげたいけど、とにかく吸気から排気まで全てがオイルまみれなのでまぁ地味にかかっちゃう時間はオイラも仕事だし致し方ない。
なので吸気から排気までひとつひとつ部品洗浄しながら、プラグ抜いて燃焼室内のオイルを吹き飛ばし
プラグ洗浄
クランキング
ちょっと爆ぜ
いくら洗浄してもどこから来るのか
この始末

再度
マフラー外して内部洗浄
プラグ洗浄
クランキング
ちょっと爆ぜ
っていうのを繰り返しながら
何度繰り返したのか全く覚えてぐらい繰り返し
最初はリアバンクが息を吹き返し
フロントが全然1回2回爆ぜるだけで片肺
上記作業を繰り返し
エンジンが始動出来たのは午後4時半過ぎ....(^_^;)
結局そこからこの鬼曲がりのブレーキペダル直したりなんだりやってたら一日終わっちゃった。。

未燃焼ガス吸いすぎて頭痛いし
目がショボショボ
いやぁ~マジで慣れない作業だけに疲れましたわ。
転んだだけでこうなる仕様ってのもどうかと思うけど( ̄▽ ̄)
せめてブローバイにバルブつけるとかキャッチタンクつけるとか何かしら対策してくれないと困ると思うけどなぁ~