トラブル入庫のクイック修理
有休で三河湖ランしてたヤギさん
スターターボタン押しても音信不通トラブルらしく
スタータースイッチの配線向いて直結スタートでMackiesまで不時着しましたw
スターターリレーかな?
って電話だと思ったけど、スイッチがカタカタとの事で配線触ったらそのまま抜けちゃったらしいwww

外してみると
おいおい、根っこからちぎれてるじゃん
原因はスタータースイッチを押さえ付けてるいもネジの欠落
スイッチがフリーになり振動で根っこから配線が取れちゃった感じかな?

ハンダ付けを試みるも明らかに無理っぽいww
どちらにせよ手に入りにくいスイッチなので、思い切って国産プッシュスイッチ使えるように


大加工
失敗は許されないだけにまぁまぁ緊張する精密作業でございました。
が小一時間ほど格闘した後

無事に修復完了
取り外しなども容易にできるような感じに仕上げておいたののでスイッチ壊れても大丈夫です( ̄▽ ̄)
その後も色々と話しして大満足そうに家路に着きました~

よかったね~クイックで直る作業で。
それにしてもこのバイクにしてからヤギさんホント走るようになった気がするなぁ~
作品を喜んで乗ってくれるって嬉しいですよね。
明後日のレースに向けて


Mackiesロゴもバッチリ決まったBuell

クラッチがイマイチなんで今回新品でアッセンブリー交換
ライダーも色々とこれぐらいのことは覚えないといけないんで途中途中チェック入れながらもライダー自ら交換に挑戦
ただ社外クラッチ板は物によっては突然ズルっとダメになっちゃったりする場合もあるんで、富士で急遽クイック交換となってもいいように道具一式とパーツは持っていかないとね。
なんかあって走れんくてもつまらんしね。
作業中のショベルヘッド

クレーンの古いカム使ってるけどプロファイル資料がないので他のカムと比べて実寸にてリフト量など色々と確認中

特に数値的に問題ある感じではなさそうですが、これからのリペア考えると.....

国産の流用ステムシール使ってるのがうちの店としてはNG
品質の良いステムシールがショベル用などで無かった時代の20年以上前から使われている手法ではありますが、今ではヴァイトンのすごくいいものなどが純正寸法で組めるサイズで普通に販売されてますのでわざわざ流用しなくてもいい時代。
オイル漏れなどでトップエンド開けたときなどやはりガスケットやシールなど変えれるものは変えたいですよね。
白煙など吹いてもハーレー用が使用してあれば基本全国どこでもエンジン触るハーレー屋さんなら修理可能ですしね。
なのでうちの店基準で言えば、ハーレー用のパーツが普通に使えるようにしないといけません。
しかしこの仕様の場合ハーレー純正よりもステムシールつく部分の径が細く加工されちゃってますので結局バルブガイド製作交換となります。


普通に当店ではよくやる作業内容ですが、精密部品の切削はなかなか神経使いますんで切りの良いところで本日はここまで!
明後日は富士スピードウェイで前述のBuellでレース参戦がありますので店舗の方は臨時休業となってます。
よろしくお願いしますm(__)m
お暇な方は是非富士スピードウェイまで遊びに来てくださいませ。