FLH納車〜

大事に育てられてるFLH
今回は押しっぱなしウインカーから
ウインカーモジュールに交換
ついでに先だって組んだクロスミッションの均しもと中?ですがミッションオイルも交換

このウインカーイコライザー
当店だと結構よく使いますけど、丈夫だしリレーでろくなものがない昨今おすすめです。
常時在庫はしているつもりだけど、たまに切らしてますm(_ _)m
こちらのシリンダーヘッド

リアバンクはエキゾーストポートのボルト穴が超拡張されており、なおかつアルミパテ?かなんかで補修してあり悲惨な状況
長年やってるといろいろな修理痕に出会いますけど
排圧かかる部分だしアルミパテは厳しくね?
リアに比べてフロントはまだマシですけど

ヒビ入ってます…
リコイル入れてあればいいってもんじゃないんじゃねぇ?
納車されるときにこれだったらブチ切れるなぁ確実に…
こういう物が普通に店から出回るって、ハーレーショップ全体に不信感とか植え付けるだろうし、長い目で見れば結果自分たちで自分の首締めてるっていう流れになっちゃうんでホントやめてほしい…
今後このまま出回らないようにどこかでストップさせないとだめですよね〜
ということで修理です。

患部をできる限りえぐり取って
こういう大物をアルミで盛っていくときは前準備や知識など要るので外して洗ってそのままビビビって溶接しないでくださいね。

板金ハンマーが何故置いてあるかはわかる人にはわかるはず。
その後削って整えて



メネジ部分は5/16のリコイルを挿入
巣穴も無いように肉盛りしてきてるのでそのままでもネジ立てれますけど今後安心してトルクかけてもらっても大丈夫なようにリコイルを挿入してあります。
リコイルの強度に関しては
以下サイトより抜粋
★ インサート装着前には、最初の3山に負荷の75%以上がかかっていますが, インサート装着時は剪断荷重を好ましい「フープ応力-半径方向の荷重」に変えています。この作用により、もとのねじ山より強いねじ山が生まれます。★ マグネシウム合金やアルミニウム合金のような強度の低い素材でもリコイルを挿入することで強度の高いボルトを使用することができるため、ボルトサイズを小さくでき部品の軽量化が可能になりますということなのでよくキャリパーサポートなどにも使われたりしてるんですよね。
明日は朝から整備主任講習なのでいません。
午後からは納品とか引き上げに走るので終日店舗はやってませんのでよろしくおねがいします。