午前中は採寸とマウントスタイルを思案しながら

メーターステー製作

ホールソーは各サイズ揃ってるわけではないので少し小さめのもので穴を開けてからリューターと手ヤスリで地道作業
ケガキに合わせてさじ加減で様子を見ながら攻めていきます。
最後は手作業
機械でカチャンカチャン作る世の中ですが、私らの仕事は基本が手作業
なので一つのパーツを作るだけでも非常に時間と技術と労力がかかります。

ごく稀に
「ちょっとここ溶接でテキトーにチョチョっとつけてよ」
とか
「この鉄の棒切って、2センチぐらいテキトーに」
とか
「ここに穴開けてよテキトーでいいからさ」
って感じであからさまにテキトーを押し出し安くを強調してくる方とかいらっしゃいますが、基本やるならしっかりつけますしそれなりに技術料も頂きます。
お金ないからテキトーにという作業は、プロとして看板掲げている以上責任もあるしずっとこの畑を歩いて身につけてきた経験などプライドもあります。
とにかくテキトーって仕事は基本的に受け付けておりませんので受け付けていただける他を当たって頂けますよう宜しくおねがいしますm(_ _)m
それにしても自分が修行してた時代よりも、鉄板や丸棒や角棒を炙ったり叩いたり溶接したりして物を作り出す大変さなどが軽視されていてる気がするなぁ〜
と
ここ数年特に感じる気がする
この前面白い番組あったので見てましたが、今の時代大量生産品と職人さんの手作り品の差っていう理解を広めるにはいい番組だなぁ〜と思いました。
たしかこの番組だった気がする…
飯食いながらぐらいしかテレビ見ないから詳しくないですけど…
話を戻して

こちらはほぼほぼシートと車検待ちの状態になったので一旦作業場から撤退
で
他にも製作中の車両もありますが、万が一故障してたりするとパーツ注文などあるのでエンジンの分解作業

昔Mackies嫁の乗っていたパンヘッドですが、年末にご成約いただきまして車体整備はして調子もよいしトップエンド開けるのは年明けという流れで一旦納車していたんです。
なので再度入庫して、トップエンド点検がてらガスケット交換です。


プラグの焼けも上々
何年ぶりかに外すインテークマニホールドは

パッキンだめになってますね。

トップエンド開けるにも
ガスタンク外したり、2in1エキゾーストパイプ外したりフートボード周り外したりまぁまぁ大変なんですよね〜
こういうときはチョッパーのが断然整備性はいいね(笑)
オイル下がりなども無いようで
燃焼状態も良さげな感じ

納車点検も含めた上での作業なので、もちろんこれらのカーボンなどもこの後除去してバルブなどの点検すり合わせなども行います。
走行距離と雰囲気から大きな交換部品は今のところでなさそうですね(*^_^*)
もし出たとしても安心整備付きでの販売車両となっておりますので保証期間中ということもあり、もちろん
お代は頂きません。

もう一台の売約車両のパンヘッドも

リアの足回りの整備などは完了したのでこちらもトップエンド開けての点検に入ります。
しかし今日は時間切れなので後日ね(^o^)