取ったり着けたり取ったり着けたりの一日
ビンテージのGuideトラクターライトとバイザーの装着
両方持ち込みパーツなのでパーツ詳細は不明ですが、加工装着はお手の物です。
バイザーは吊るし穴のないタイプ
ですのでハンドルライザーのマウントボルトからステーを取り出します。
ヘッドライトだけに上下左右は調整できるようにはしたいので、隙間少ないのですが可動式のステーを制作
しかしこれだまた位置関係が難しい
バイザーに対してスカスカの下の方にマウントすれば非常にみっともないことになるのはわかりきってるし、前に飛び出しすぎてもみっともない…
しかし位置関係を可動式で合わせていくと…(¯―¯٥)
ムチャムチャ飛び出るじゃないっすか…
これでは非常にダサい(~_~;)
なので
仮溶接して装着して
離れて見て
また外して…
それの繰り返しで
結局この使わないのになぜかついているイボも
マシン加工で
切削していき削り取っちゃいます。
これで上まで追い込めますね
ということで良い感じの隙間まで持ってこれました〜
その後も位置合わせが続きまして
すべてがギリギリの位置まで追い込めました(*^^*)
ハンドルロックにも当たらず
配線の取り出しなども当たらない
その後本溶接して、ペイントして
配線して
完成です。
配線とステー製作等のご依頼でした〜
また金額計算してご連絡差し上げますのでよろしくおねがいしますm(_ _)m
平行しての作業で…
シーシーバー曲げてましたが
想定外の位置合わせ作業の時間を取られ
結局
ここまで(*^^*)
曲げるだけじゃん?
って思ってる方は、そう思ったままのほうが幸せなのでここでページを閉じましょう(≧∇≦)b
曲げと言ってもシーシーバーなどはバイスでクランプして空中で曲げるのですが(デカイ工場でデカイ曲げ定盤あれば別ですけど)1曲げする度に前後方向のねじれが出ます。
それを熱いウチに読んで
パパっと修正していきながら進んでいきます。
ぺたっと隙間なく当たるようにね
あとトップからの曲がる位置も炙り箇所温度で左右されちゃいますのでそれもなかなか難しいんですよね〜
修行中は何本師匠に捨てられたことか…(¯―¯٥)
「オイ! お前何やっとるんだ! ガタガタじゃねぇか! こんなもん出せるか!」
と
作業途中でも取り上げられそのまま外のドラム缶行き…
とにかくごまかしとかは許されないような厳しい環境でしたね。
今の時代では考えられないとは思いますけど…
基本的に師匠が
「オイ! あのカラス白くね?」
と言われれば
いくら普通の黒に見えて、この人頭おかしなったんじゃね? と心で思っても
「そうですね! 真っ白です!」
と
全て従うことができないと修行自体ができないような環境言う事聞かなければ基本クビですからね
でもそういう厳しい環境じゃなかったら覚えれんかっただろうね(^o^)
最近じゃ
なんでも
なんちゃらハラスメントで訴えられちゃいますけど、線引きは必要だともいますけどね
世の中には
超ブラックだろうが給料いっぱいくれるならそこで働きたいってやつもいるし
上司にぶっ飛ばされようが、休みがなかろうが覚えたい技術ってあるからそこで鍛えられたいってやつも居る
すべてが平凡でいいから人としての生活を重視したい人もいれば、休みに焦点を絞って平日は鬼のように働いて稼いで休みは金を湯水のごとく使って思い切り遊ぶという生き方もあるだろうし
何でも規制ばっか一律にせず選択できるようにしないといけないんじゃないかな?
って最近ほんと思う。
昔は稼ぎたければ「佐川」とか有名でしたよね
個々に皆さん夢もってギラギラしてた気がするね
死に物狂いで働いて、いつかはあの車買ってやる!
とか
今はほとんどお金もらえないけど、技術教えてもらってるんだし社長理不尽だけど我慢していつか自分で店持ってやる!
とかね
いい時代でした…
昭和の職人のもとでいろいろと教えてもらった身として、今後も育て方の考え方は変える気ないし学びたいと来られてもちょっと今の社会環境では無理な気がするなぁ〜
きっと、この先いろいろと職人さんとか途絶えていくのでしょうね日本社会って(笑)