エキゾースト製作

ヴィンテージオールドスクール系の定番といえば定番なんですが、オーナー様のイメージ通りになったと思われます。
これ系はパイプをともに締めるバンドが人気ですよね〜
ってことは…

3.2mmの鉄板から帯を切り出して

曲げて加工していくのですが、曲げると簡単に言っても相手は鉄板
逃げやすいところに力は逃げてアールをつけてピッタリと巻いていくにはコツがいるんですよ〜
力任せに行けば逃げやすいところでコキっと折れ曲がっていびつな形になってしまいます。
コツというか経験というかまぁ口では説明できません(笑)

こんな感じで同じ物を二個製作
それをちょっと再加工もして

装着するとこんな感じ
後ろ一個でもいいかなぁ?
って思ってましたけどグラグラするのとか嫌いだし、パンヘッドのエキゾーストポートにもそれなりに負担がかかると思うので2個のバンドでグラグラを押さえそれらの不安を解消( ̄ー ̄)ニヤリ

上下パイプの隙間も均等に行くように裏側から上下パイプの間に入る下駄が実は噛むようになってるんです。
そういう細かな心配りはいくらパット見がざっくばらんな感じでの製作依頼でも長く楽しく乗って欲しいので怠りません。
こだわりのお客様が多い当店
きっとそういう部分が受けているのではないかと勝手に思いこんで地味にやっております(笑)
こちらのFXSは車検預かりと各部の点検整備依頼

足回りなども分解点検しましたが各部ベアリング類はしっかりしてますね。
ただリアキャリパーは漏れていたのとピストンの動きが悪かったのでシール交換とピストンの微調整
まぁ、前期のバナナキャリパーや77などのスーパーグライドやアイアンについてる三角キャリパーはやはり消耗パーツ交換しても不具合多いものは多いですね。
そりゃぁ、メーカーでも数年で違うものに変更されていったり細部がマイナーチェンジされていったりなどされていったりしてますから不具合も多かったんだと思うしあえてそれをオリジナルとして現代でも使ってるので当たり前といえば当たり前なんでしょうけど(笑)

メーターのトリップのリセットも購入時から動かなかったようですが組み直してちゃんとリセットできるようになりました。

リアショックのストローク時に出てる異音なども消し去ったんで気持ちよくお乗りいただけるようになったと思います
車検取得後更に走らせてみてから他に不具合とか気になる箇所がないか調べてみようと思います。
XLCRもフロントフォークオイルが漏れていたのでそちらもシール交換とOH

流石に外すものがちょっと多いですね〜
車種が車種だけに

オイルはまぁ汚いですが、酷すぎるというほどではないですね
気にもされずに乗りっぱなしの車両はとにかく黒いし臭い…

これはまぁ優秀な方ではありますね。
きっと納車時にちゃんと整備がなされていたってことでしょうね。
今日は月曜で英会話の日なのでタイムリミットでカウル着けたり最終組付けまではできませんでしたが押したり引いたりした感じはしっかりした感じがします。
そろそろヘッドのパーツも届いてくれるはずなのでそれら届き次第エンジン作業続きに戻ります。
明日は定休日
名古屋の実家のお風呂の給湯器を深夜電力の電気給湯器からガス給湯器に交換依頼してあるのでそちらの立会などなどで朝一番から名古屋です。
少し私用関係は落ち着いてきましたがまだまだゆっくりする時間は取れそうにないですね…(~_~;)