今日は午前中から外回り
仲良い業者さんも純正リペアに強い塗装屋さん紹介してほしいとのことだったので
Ton upさんへ行ってから
オープン当初から溶接を外注で受けている溶接部材の引取などで名古屋へ
ついでにブラック表面処理などもお願いしにね
なんだかんだ店に戻ったのは夕方頃
なので時間など考えて


パンヘッドのリンカートの分解洗浄
調子も良かったのでコンディションも…
と思ったのですが…
上記画像の通りゴテゴテで調子良かったのが不思議なぐらい
なので不具合箇所とかチェックしながら洗浄
ハイスピードニードルはコンディションはいいけどつまみが折れてますのでこれは後日交換予定

洗浄液でゴテゴテを落としてバタフライバルブなどを微調整
アイドル側のノッチボールも怪しかったんでアイドルニードル側は交換
リンカートはちょっと扱いにくい印象を世間に与えているキャブですがボディ側をしっかりとチェックした上でニードル調整を走りながら地味にやっていけばかなり調子の良いキャブレターだと思います。
構造も単純だしね。
とりあえずアイドルニードルを開き気味でエンジン始動して徐々に絞っていきながら一番安定する場所を拾い出していきます。
その後走行してハイスピードニードルを調整していくのですが、よく言うのは80km/hから効くとか言いますが、実際は回転についてこなくギクシャクするようであれば開いていき、伸びの感じを見ながらって感じですかね?
稀に街乗りだけでセットアップした場合高速を同じ速度で走っているとカブったりすることもあったりするんで高速域巡航を見ながらセットアップももちろん大切なんですけどね。
上記のように高速で徐々に距離を伸ばすとカブる場合は、下道でまともに加減速できて乗れるところまでパワーニードルを絞る感じですかね?
口で説明するのはちょっと難しいんですけどまぁそんな感じです。

なんとも趣ある良いキャブレターですね
口径が小さいので速度やパワーを求める人には物足りないと思いますが、始動性やトコトコ感など面白いキャブレターですよ(*^_^*)