車検準備などなどなどなど...
で
ちょっと午前中というか昨日から予定がイレギュラーで午前の状態で残業確定という...(T_T)
そんな慌ただしい一日もなんとか終了
明日は定休日
ちょっとクロスカブに乗ってウロウロとストレス解消いってこようかな?
木曜車検予定の二台
二台とも測定などもあるんで
今回木曜持込み車検は時間的には結構ヘビー(ㆀ˘・з・˘)
まぁ準備はしっかりと完了ですのでとりあえずは一安心ですけど( ̄ー ̄)
こちらは年始早々にガスケット交換したXL1200
もともとプッシュロッドカバーベースの漏れとねじ山の修理も兼ねての入庫でしたのでちょっと前にもきっとトップエンドは分解修理していたのでしょう
今回は交換後そこまで時間経っているわけでもなくヘッドガスケット吹き抜けてるわけでもないのにフロントシリンダーヘッドの合い面からまぁまぁオイルが漏れるとのことで基本あまりない症状
普通はロッカーベースとかシリンダーベースから滲むことが多いですけど
入庫して洗浄してエンジン掛けてるとたしかにヘッドガスケットのオイルリターンのライン部分付近からじわっと滲んできます。
しかもガスケットとブロック面ではなくガスケットの重ね?の部分の隙間から...(¯―¯٥)
どういうこと?
と考えていてもわからないのでとりあえず分解
前回ガスケット交換のご依頼を受けた際にはガスケットも綺麗に剥がれたので清掃して普通にトルク管理して組んである状態
今回も前回同様サクッとガスケット剥がれましたが、今回は漏れでの再修理で受けてますのでガスケットの状態や面の状態なども入念にチェック
普通にオイルライン部分にはOリングも入れてありますがガスケットのメタル部分とグラファイト部分が剥離してます。
じわっと滲んできてたのも
この合わせの隙間部分
なのでこのブルーテフロンではない普通の昔ながらのグレーのグラファイトタイプで今回は組み付けます
シリンダースリーブに爪がやたらと引っかかるのとガスケットの当たりが悪そうなのでとりあえずストレートエッジ代わりに差金でヘッドガスケット面の歪みがないか大まかにチェック
サラッと当ててチェックするだけでも
光を当てなくても向こう見えます‥
年式もまぁまぁ古いので過去に何度か分解されてその都度トルクレンチも使われずに
「長年の勘」がすべてぐらいの勢いでバカトルクかけられたりしてを繰り返されてきたのでしょうね(≧▽≦)
エボやTCなどのサンドイッチ構造のスタッドボルト式モーターはとにかくトルク管理は大事です。
ヘッドの高さなどの関係などもあるので大きくはイジくれませんができる限りのことはしておきます。
ノックピンを外しマジックで面を塗りつぶして軽くオイルストンを当てると当たりはこんな感じ
なので
サイズ的な問題などもあるし軽くしか手を入れられない部分ですが機械加工して面を整えます
こんな感じにね(^_^)v
漏れていたのはフロントだけですけど、状態を考えるとリアもやっておくことが懸命と考えリアも同じような作業一通りしておきました。
当店は使える部分はできる限りトルクレンチを用いてトルク管理のもと組み付けておりますが、今回の場合面の状況から推察するとトルクは掛かっていても、面をチェックしたときに磨けてたガスケットの縁が当たる部分以外の部分に面でしっかり圧力が掛かっていなかった状態といったとこなのでしょうかね?
当店の修理作業の保証は、内容的に対象外としてる作業を除き基本的に
1ヶ月もしくは1000Kmのどちらか早く訪れた方が期限となります。
今回の場合
特にお客様から無償にしろとか言われたわけでもありませんただ、今回のように保証期間後想定外の早さで漏れては自分が納得行かないので個人的なプライドで保証修理とさせていただきました。
ただ基本的には上記に記した当店保証基準尊守で通常は営業しておりますのでお間違いなくm(_ _)m
ハーレーに関してはとにかく
部品自体の欠陥
持ち込まれた車両状態にもともと持ち合わせてる欠陥
整備箇所以外から飛び火してきた故障
前組んだメカニックの組付け不良
買った車両が詐欺まがいの欠陥車
などなどいろいろとトラブルの可能性を含んでおりますので、一概に何でもかんでも保障したりはできません。
ただ何でもかんでも突っぱねるようなアコギな商売も当店はしておりませんので作業後に
なんかちょっとおかしいかなぁ?
ってことあれば、対応できるか否かは車両見てみないとなんとも答えれませんが、お気軽にお問い合わせくだされば幸いですm(_ _)m
Kさんも本日ご来店
ちょっとザワザワいろいろとしてるんでしょうかね?
あのでかい部分何とかすれば絶対いい感じになる気はしますよ〜(≧∇≦)b