精度仕事

昨日ばらしたパンヘッド
良かれと違いもしなかった他のバルブガイド
一晩おいておいたらやっぱりガイドとヘッドの隙間からオイル滲みてきてました
なので
ガイド交換

通常
温めておいて
ガイドリムーバーでこつきながら抜いたりプレスで抜いたりしますが、私的には圧入加減を手で感じたい部分も含めこついて抜きます
ただこつく前にガイドの圧入面に傷が入らないようにブラストなどでカーボンは除去しておくのが必須です
で
このヘッド
こつこうと思ったら
手で押したらガイド抜けちゃいました💦💦
見た目じゃ全くわからないですからこのトラップは正直やられた感満載です



いい感じで圧入できる寸法に合わせてガイド製作
材料は真鍮に見えますが全く似て異なる物なので知識ない人は真似しないでね
材料は
気になりますよねー
でも...
コレばっかりは企業秘密なので詮索不可でございます
勉強してる人は切子の形見れば察することはできると思いますが、勉強してない人には普通に真鍮だと思ってやってくださいませ
大変なことになるんで(笑)


14.405からの

14.00
こればっかは旋盤のメモリでも表記できない微細寸法
ウチぐらいになると
この削りに関しては
長年の経験と感触としか世に伝えることはできません
弟子が過去にもいましたがことごとく消えていきました
そんな稼業ですww
まぁNCとかマシニングとかあればできるんでしょうけど、世の中そればっかじゃない気がするのであえてね。書かせてもらいました。
肩書だけの資格が物を言う世の中
中身は空っぽでも
人間の五感より
肩書が物を言います
誰が世の中こんなんにしちまった?

これも

これも

これも
超芸術作品
人間の
『感』
ってやつがひしひしと伝わりますね
でも今の社会ができること
求めてること
それってさ

いかに写真に近づけるかってね
『人』
ってものを感じられる作品
それはやっぱ京都の建造物もそうだよね

このオーラとか趣って

近代建築物
では
全く表せないよね
でもね
今の社会のあり方だと

将来これしか作ることができなくなるんです
これの意味がわかる人
多くないかもしれません
でも
わからない人も勉強するべき
そうすれば自ずと日本は元気になると思いますよ

時代と逆行してますが
手作業で
お客様のご意向になるべく沿うことができるような技術と環境を取り揃えてできる限りやり続けていきたいと思ってますので皆さんよろしくおねがいします。
基本やってることは
昭和

このヒートガードも
ただの板から叩き出しました
プレスじゃないですよ
手作業です

サイドカバーやエキゾーストパイプ
フレームのピボット
それらもやっぱり
手作業です
ただ完成すれば
以下の通り

人が機械を操って作るもの

そこから生まれるもの

やっぱり
スーツ着て
PCとにらめっこして
指示だけだして
できるものとは異なると思います

真心chopper
そんな世界に一台だけのオンリーワン
時代的に手に入れるラストチャンスかもしれませんね
未来がどうなるかは
エセ占い師とか以外には何も見えないかもしれません
ただ望む未来にするかしないかは
一人一人のマンパワーにかかってます👍