今日の朝イチは
昨日の晩に定休日少し返上して引き上げてきた近所のDioのパンク修理
ただ‥異物も刺さってないし漏れもない…
よくよく聞くとプシュッと抜けたという話なので空気圧低すぎて荷重掛かった時にビード部分から一気に抜けたんじゃないかな?
とりあえずかなり入念に表から見て空気入れて確認しても症状でないので適正空気圧にして一度様子を見てもらうことにしました。
地域密着型なのでハーレーショップですがバイクショップでもあります( ̄ー ̄)
国産車だとある意味専門外なのでヘビーな作業はお断りしていますが、こんな感じのお店なのでお気軽にご相談くださいませ。
先日から作業開始した1959
レストアしてあるのかプライマリー裏が珍しくきれいな個体ですね
しかし…
4速ミッションあるあるの
スプロケットナット付近液体パッキンベタベタ
これを洗浄剥離するのがホント大変なんです
残っていると細かいカスがシールに挟まったりして漏れの原因となりますので確実に除去することが大事です
地味にピックやブラシを使って
サンダンスのリークレスキットを組み込んでいきます
上の写真はすでにアウタースペーサーを組み込んだ状態
そこからこのオイルシールを内蔵したスペーサーを組み込むのですが、コツはOリングにねじれを起こさないようにしっかりと組み込むことが大事です
シールを傷めないようにシリコングリスを塗布して組み込みます
それからアウトサイドのスペーサーカラーを入れながら高年式用のオイルシールを組み込みます(キットに付属)
組み込むとこんな感じです
それからスプロケットを装着してシール付きナットを装着…
と
行こうと思ったらそこで事件発生
2山ぐらいしか噛まない…
手で締めれるところまで閉めてから道具を使うのが基本なのですがとてもじゃないけどナットはステンレスだし無理してかじりこんだら最悪の事態になります。
かじり防止剤は塗布していますが、そういう問題じゃない感じの手応えなので…
とりあえず問屋さんに問題点を伝えて、もう一つ在庫である方を使うも同じ状況
ノーマルナットは手でスルスルといきますのでシールナットに問題がありそうですが念の為もう一つ手元にあったミッションでも試してみましたがやはり同じ感じ
なのでとりあえず代替え品交換など対応してもらう手はずを整えましたので部品待ちの間他の部分を進めておきましょう
内径はシールナットのが大きいのですが
ネジ山の溝部分が浅いのか?
まぁ下手して壊しても高い部品なのでメーカー回答待ちですね
問屋さんとのやり取りも終わったので
気を取り直してこちらの作業
組付け前にホイールベアリングのグリスアップをしておこうかと…
バラしてみたのですが…
こりゃぁ酷いですね
納車されてからここまでになるほど走っている車両でもないのに数十年選手の有様です
納車整備とかで見ないのかな?
ディスタンスカラーもかなりいい加減だし、見ちゃったら治すしかないですよね…
損な性分です(^_^;)
洗浄して組み込んでみましたがディスタンスカラーの調整というか作り直しが必要ですね
明日は午前中からそっち方面の作業進めたいと思います。
それにしても中古車購入やカスタム製作に関してはショップ選びは重要ですね
こういう作業してるとつくづく思います
乗り物は乗っていればそれなりに消耗したり故障したりして修理が必要となりますが、今回やっている作業ははっきり言って作業に対しての修理がメイン
これは人災ですからね完全に(ー_ー;)
愛機を任せるに当たってのお店選びはとにかくそこのお店の作業やお客さんのバイクや工場の道具や機械などを見て考えるとよいかと思います(*^_^*)