すげぇことになってます…
リア周りメインの車体配線やキック、エキゾーストの修理のご依頼でしたがここまで綺麗になったならと追加でスポークの張替えのご依頼もいただきまして
外してビックリ
ホイールベアリングはゴリゴリ
ベアリングディスタンスカラーは全く調整してないので長すぎてベアリングが遊んでる
ここまでのことはまぁ中古ショベルやショベリジとかの持ち込み修理や車検ではよくあることですが
これは流石に初体験
またがって右側のボトムケースクランプの受けの部分が…
本来はメーターギアが装着されますので
このように左右非対称になってます
発想もすごいけど普通にありえん…
こういうことも多いので昨今は知らないお店などで作った車両は下取りも買い取りも断っています
乗ってたやつだしな〜
っておもって下取りして
通常の整備内容考えてプライスつけると大ハマリなんてこともほんとに多い
昔は新規輸入でベース車って割り切って買えば酷いのもありましたが、昨今はショップも多いし見様見真似でやってるところも多いのか
材料はいい加減
機械加工の影も見られない
サンダーで切りっぱなしのカラー
大量のワッシャー
くっついていない溶接
って感じの物が平気で国内で流通してますからね〜
よく日本人は隣国のアジア圏の国の製品を頭ごなしに馬鹿にしますがことハーレーのカスタム車両に関してはそういう次元ではないものがあったりします…
エンジンなどもまぜこぜだったりするしね
とりあえず
ベアリングの在庫がちょうど切らしていてなかったのでスポークとタイヤまで組み付けて部品待ちです
修理しないと安全に乗れない部分なので交換は必須なのでね
メッキが上がってくるまでに配線などを終わらせる予定ですがメッキ屋さんも忙しいようで今月いっぱいは最低かかるみたいですね
忙しいのか?取り巻く環境がコロナ影響が関連してるってことなのか?
とついつい深読みしちゃったりもします(笑)
昨日修理したナイトトレインもテストラン
結局30キロぐらい走りました
その後エンジンオイル交換して
下回りに漏れがないかチェック
ドライなので修理完了です
金額は計算してまたメールしておきますね
今日は交換して外した部品を預かっていたのでU君が部品を取りに御来店
当店で販売した78FXS
オリジナルスタイルのものでしたが好みに合わせてボルトオンでカスタム
この手はオリジナル主義の方も多い車両ですがボルトオンで楽しめるカスタムであれば思いっきり楽しんでしまうのはありだと思います
純正部品は取っておけばいいだけですしね
最近は77〜79までのFXSの問い合わせも多いですね
オリジナルペイントを探されてる方が多いのですが正直なところめちゃくちゃ厳しい昨今かと思います。
本国でもオリジナルペイントのものは車種問わずめちゃくちゃ高いですし、ナックルヘッドやパンヘッドはほぼ相手の言い値ですし、ショベルヘッドも数千ドル単位で値段は違いますね
FXSの77と78に関してはオリペンは言い値…って感じにもなってきてます(^_^;)
ただ言えるのは
出てきたときは勢いで行くしかないのが昨今
妥協しても結局買い直すはめになったりする人も多いし、妥協した分下取りや買い取りなどで損もするしね
スポーツスターのカムシャフト交換とその他プチ修理
という予定ですが
年式も年式なので
エキゾースト外すナットが超硬い…
折れそうですが
そこは地道にラスペネと手の感覚で戦います
はい…
スタッドごと抜けてしまいました....
が特にスタッドが死んでるわけでもないのでナットを外して‥‥
外し…
取れんやないかい!
と
カセットバーナー登場
まったく歯が立たず…
締まりきってるわけでもないのでネジを傷めないようにアルミのジョーでクランプしてカセットバーナーでサクッと取れると思ったのに‥‥
ということで
スタッド側も強固にするためにダブルナットかけて
酸素で攻撃
いけーーーーーーっ!
と言いましても炙り過ぎはだめですよ
からのぉ
はい
余裕で回りました
フランジ側のネジ山をダイスで整えて、ナット側をタップで整えて
やっと通常通り
スタッド抜くところからここまでで一時間ぐらいゴソゴソやってましたわ(^_^;)
ロッカー外すべくリフトを下げる前にピックアップ周りのマーキングをしようとポイントカバーを開けると
くっついてますがな…
ってことは?
配線止めてる樹脂が溶けて流れ出してますね
年式的になっていって当たり前といえば当たり前に部分ですがここまで丸裸なのも珍しい(笑)
こうなってくると
こうなる前に通常
なんとなくスロットルワーク時に稀にパスパスなることが多いのですがオーナーさん何も言ってなかったけどこれは交換しないとダメですね…
これを気にダイナ2000iとか入れるとレスポンスも格段に良くなり気持ちよくなると思いますが?
もう少し分解していっていろいろと拾い出したらかかる金額と提案分の金額でわかりやすいように見積もり作って連絡しますね〜m(_ _)m
1938ELも入庫
少しだけ
修理
30年代のナックルヘッドは現存数も少ないことからかなり高額で取引されてますよね
正直モノによっては家が買えます…(^_^;)
この車両はもとの部品を極力使用してレストアしてある車両です、当時の書類や資料なども完備した逸品となっております。
アメリカのコレクターの方から数年前に譲ってもらった車両ですがこれぐらいの車両にはその後お目にかかれてませんね…
そりゃぁ、82年前の車両だし出会いも奇跡みたいなものでしたからね(¯―¯٥)
きっちりと直しておくのでご安心くださいませ。