少し前に作業したサイドバルブ750のクラッチが少し切れが悪いということで作業の再点検も含めて分解点検
一応念の為にクラッチシェルまで外してチェック
手を入れた箇所に不具合があれば点検はしたくなるのがプロっていうものです。
毎度一箇所一箇所しっかりと確認しながら組んでいるのでよほど大丈夫だと自信はありますがやはり人間なのでミスも可能性としてはありますからね
組込み不良などは見受けられなかったので再度チェックしながら組み直して完了
10キロほどクラッチとシフト周りの様子を見ながら微調整を繰り返して完成〜
特に問題ありませんでしたがクラッチの調整を前回シビアにしすぎたかな?
ということで確実に切れるよう少し遊びを多く設けておきました
何度かいろいろと試して良い感じになってると思いますので気持ちよくお乗りいただけると思います。
今回の点検に関しては分解点検した結果特に問題もありませんでしたが作動的に可能性ある部分も再確認しておきたかったのでオーナーさんには特にクレーム等何も言われてませんがこちらで保証の範囲内ということで作業させていただきました。
旧車なので最近の車両に対してはルーズな部分も多いのは事実ですが、やはり構造上の物なのか作業上の物なのかを見極めてプロとして対応していきたいものですね。
クレーム処理の件をブログに書くにあたり思い出したのが
『マッキーさんのところのブログは都合の良いところだけではなくクレームに対しても書いてあるので参考になります』
とか聞いたりしますが
ただ…何でもかんでもクレームで受けているわけでもありません。
言ったもん勝ちみたいなことや場合に対しては真摯な対応できない場合もありますことご了承くださいm(_ _)m
構造上普通に直せばそんなに経たなくてもオイルが漏れる箇所などそれなりの対策部品が出ている箇所もあったり、パーツに関してはメーカーの保証に委ねる形となりますし、せっかく良い対策パーツを出しているにもかかわらず全く非を認めないメーカーもあったりしますので…その場合は部品代だけは有償にさせていただいたりもします…
ナックルヘッド、サイドバルブ、パンヘッド、ショベルヘッドなどに関してはそれらの構造上の不具合等をアップデートした結果がエボやTC、M8でありますので雰囲気などを求め人気の旧車に乗るにあたっては自分を単車に寄せていくということも必要になることは念頭に置いておくほうが良いと思います。
特にヴィンテージバイクになると社外のレプリカ品は懸念される方向にあるので何十年も前のパーツなどを再生しながら修理したりもしますのでそれなりのリスク等理解いただいた上で作業は承っておりますm(_ _)m
って文字ばっかになっちゃった‥‥
文字ブログは読む方も疲れるしつまらんと思うんですよね〜
と
ちゃんとわかってますが書いちゃいました(笑)
エンジンかけてたら何やら下にオイル溜まりが…(^_^;)
オイルプレッシャースイッチから滴っていますね〜
しかもかなりの量が出てきてますのでエンジンにダメージを与える可能性も考え取りあえず交換
オーナーさんに交換した旨を伝えると
先日急に漏れ始めたということでしたので気づいて交換して良かったです。
ということでサイドバルブ750は作業完了