着々と
ショベリジも進行中
タンクマウント
結構よく見かけるんですが
こんな感じでメーンフレームに直接穴を開けてタップを切ってある物が多いですよね
見てもらえば解ると思いますがフレーム材の肉厚はそんなに分厚いものではありません
この車両のフレームのは5/16のネジが切ってありますけど山は3山ほどしか無いのが見て解ると思います
ネジに対しては基本的に1D(ネジの太さ分)締め代が必要であります。
薄型ナット等ありますので、材質や用途で一概にそうとは言えませんが、タンクに関しては空の状態でマウントしてるときは感じませんがガソリンが入るとかなりの重量となります。
なのでこの感じだと強度的に不安が拭いきれないので基本的に当店ではこのようなマウントは行わないです。
まぁこうやってつけるのが一番簡単だからこうなってる車両が多いんだろうけど…
それにメーンチューブなどフレームの修理で入庫する車両の大半は穴部分からのクラックや折損
実際にそういった修理が多いだけに確実に強度不足な取り付け方と考えていいと思います。
どれぐらいの肉厚かというと…
以下の写真は加工中で大穴開けてます(笑)
どうでしょう?
この肉の薄さ
わかりますかね?
この肉厚に穴の空いた車両で高速道路とか個人的には恐ろしくてはしれないです
なので元穴は
溶接で埋めて
マウントに関しては
こんな感じでカラーを貫通させてTIGでしっかりと溶接
純正のXLのフレームのタンクマウントなどもこんな感じで貫通カラーになってますよね
要はそういうことです
今回はショベルチョッパーなのでラバーマウントではなくソリッドマウント
ただ振動も大きいバイクなのでステー自体はそこそこ肉厚なもので製作
工作機械やエアツール久しぶりに使いまくってます
チョッパーづくりにこのサイズのダブルアクションは欠かせない
溶接箇所の下処理色剥がしからバフの下処理、マフラーパイプの継ぎ目の仕上げなどかなり重宝します。
先日修理したFXRも出荷
エンジンなどはすこぶる調子いいですが車体の消耗箇所が少しずつへたってきている感があるのでちょっとづつやってきていきましょう~
こちらの49も点検整備と修理
バッテリー終わってましたのでそちらは交換
スプロケットシャフト回りからもオイル漏れてるのでシールカラーを交換
エキゾーストも排気漏れしまくってるので各ジョイント部分シーリングして組み直し
点火回りのタイミングもチェックしましたがデスビの動きがちょっと渋いのとプッシュロッド回りを調整し直したほうが良さそうかな?という感じがあるのでそれらに関してはちょっと触ってみて本格的にメンテナンスが必要そうならオーナーさんに連絡ですね
明日は定休日
外注さんにも出向かないといけないので休みも忙しいなぁ~
でもそれ終わったら定休日らしくちょっとゆっくりします( ̄ー ̄)
(お知らせ)
車検予約等混雑シーズン到来で早めの入庫予約をお願いしておりましたが現時点で作業中の車両、修理、車検などのご依頼で埋まっており4月いっぱいもしくは作業内容やパーツ納期等で5月下旬頃まで預りもしくは預かりになりそうな大きな作業入庫できません…m(__)m
遠方からも多数修理依頼等頂いておりますが車検に絡んだ修理作業も多いだけになんとも避けられなくご迷惑おかけします
尚カスタム製作、カスタム車両製作販売など時間のかかるものに関しましては今予約頂いているものの目処がつくまで新規受注をストップさせていただきますのでご理解の程よろしくおねがいしますm(__)m
オリジナルスタイルのエボリューションなど新し目の納車まで足の速いモデルに関しては引き続き輸入販売等承っておりますのでとにかく安心して乗りたいという方はお気軽にご相談ください。
自分が乗りたくないなというコンディションの物などは安くても仕入れしない当店ながらの今までどおりのスタンスで高品質車両を扱っております
店主