昨日は登録と車検で陸運局のハシゴで全く工場作業していなかったのですが、本日も朝から支払いと本国での出物をおさえたので外貨送金の事務仕事…
年々外貨送金が厳しくなっていきますね
まだアメリカ相手なので緩い方らしいですが中東とか東南アジアあたりに送金する場合はかなりめんどくさいみたいです
1958のテストラン
今回はガスタンク洗浄と錆取りコーティング、オイルラインのオイル滲みの修理ほか諸々
バディシートにしたら俄然雰囲気良くなりましたね~(*^_^*)
フカフカ感がなんともオールドキャディラックの様なクルーザー気分♫
その後昼休憩
返上で次女が帰ってきたんで前から頼まれていたドラレコ装着
シガーでぷら~んと装着じゃぁ叱られそうなのでダッシュボックス外してセンターコンソール外してピラーカバー外してのめんどっちい作業
コムテックのHDRタイプなので夜間でもナンバープレートなどもくっきり撮れます
昼間はどれも大差ないですが夜間はHDR付きじゃないと白飛びしちゃったりするんでオススメは最低でもHDR付きです( ̄ー ̄)
せっかくつけても証拠に使えないんじゃ意味ないですからこういう部分はケチらないほうがいいですよね
一時間かからず装着完了
その後仕事に戻って
XL1200Cの点検整備
整備作業と言っても千差万別
当店の場合はキャリパーなどの清掃の際付近のダストなども洗浄します。
ちゃんと手が入ってるって感じは自分だけでなくお客様の満足感にも繋がりますからね
余談ですが…
車検上がって整備もバッチリやってもらったので気持ちいいと車両引き取り帰りに喜んで立ち寄ってくれたハーレー乗りの方のフォークとキャリパー回りが真っ黒にブレーキダストだらけだったことあったなぁ…
喜んでたのでその場で水を指すようなことは言いませんけど(^_^;)
まぁ色々ありますよね(笑)
ワタクシもともと嘘やごまかしは大嫌いな性分なので
『やったことにする』
『見なかったことにする』
『バレなきゃいい』
とかはやりません。
整備作業等もほぼ毎日ブログで作業内容等お知らせしているので進行具合や作業方法などお伝えできてると思います。
エボやTCはエアクリにブローバイを還元してることも多い年式
エアクリカバーからオイルが吹いちゃってるような車両も多く見かけますが基本的に整備の際はエアクリも清掃するので付随してカバー内部も拭き取り脱脂洗浄
そういう部分でも整備してあるのかどうかの判断基準となりますよね
この手前に2つあいてるヌメっと光っている穴がブローバイガスを再度吸入して燃やすためのライン
吹き返しなどでエアクリカバー下部にオイル汚れが結構ついたりするのでVバンクの間がやたら汚れるエボやTCはエアクリケース掃除するといいですよ~
これもCVキャブだとよくダメになる部分
チョークノブ
根っこが割れちゃってるやつはケーブル交換になりますが、根っこが生きてる場合は微調整でノブが自動で戻っちゃうっていう不具合は改善できることもあります
根本のギザギザの部分の締め込み量でチョークケーブルのロッド部分の締付けテンションを決めているので調整範囲内でゆるくなっている場合は締めてやればきちんと保持できるように復活します
こんな感じでね
バッテリーチャージに関しても点検整備ではキチンと計測
この車両はアイドリングで以下の数値
少し回すだけですぐに14.3とかぐらいまで上がってその付近を前後してレギュレター作動
これが15とか16とかまでポンと上がっちゃうとレギュレター飛んじゃってますので交換が必要です。
ヘッドライトカプラーなど溶けちゃいますよ~
ブレーキフルードも交換
基本茶色に変色しちゃってます
まずはマスターシリンダーのリザーブタンク内部のオイルをバキュームで吸い取って汚れも除去
その後キャリパー側から古いフルードを抜き取りながら新フルードを流し込みます。
細かいエアまでエア抜きしてフルード量を調整して終了
ハーレーの純正マスターは結構金属粉なども出る事がありますので二年に一度は必ずブレーキフルードは交換することをオススメします
使用するフルードはシリコン系のDOT5
高年式のものはグリコール系のDOT4に変わっていると思います。
この二種類は混ざり合うことはないのでブレーキコントロール系統にダメージを与えることも多く絶対に混ぜないでください(^o^)
新品のDOT5は写真の様に鮮やかな紫色のものが多いと思います、全部がそうだとは言い切れませんが大抵この色です。
DOT4の場合は無色透明に近いですが少しだけ黄色い感じのものが多いですのでご参考までに
m(__)m
残すは最終チェックとテストランを残すのみとなった売約車のFLSTSをリフトからおろし、ウチの工場では身に余りすぎるサイズ感のロードキングをリフトに乗っけました~
横のFXSと比べても地上要塞感が伝わるかと思います(笑)
便利なんだけどほんとこのハードケースでかいな…(¯―¯٥)
※当店は運輸局認証の正規の工場です。
ツインカムモデルからの車両に関しては音量規制、排ガス規制など厳しく規制値に改善することが難しい為、社外品マフラーの販売と取り付けを行っておりませんのでご了承ください
m(__)m