急に冷え込んできましたね
そんな中朝から2台のテストラン
1976は今日ブレーキディスクも届いて、テーパーボルト達も固着もなくスルッとはずれてくれたので後日予定の作業が本日完了
オーナー様に連絡したところ明日の朝イチで出荷の運びとなりました~
いつも迅速対応ありがとうございます(^o^)
FXSTはガソリン入れついでに近所散策
足として使えるぐらい安定してくれてますのでこちらも店に戻ってから
最終のオイル交換とフィルター交換
各部点検して緩みなどもチェック
プラグの状態も良さそうなので完成という事で良いでしょう~
とにかく軽快にヒラヒラと走れる感じが良いですね~
エボモーターだしこれからの季節はバイクには最適
人間には過酷ですが楽しく乗れそうですね
(*^_^*)
二台を完成させてからは
ロッカーの本組
シャフトエンドのキャップナットはこのクロームの袋ナットがおすすめですが、ショベル乗りの人はなぜか赤にこだわる傾向がありますのでもともとの純正の赤で本組
程度が良かったので使いましたが社外品の赤にするのであればおすすめはしませんし指定がなければ使わないです
なぜ使わないかというと、樹脂の材質が悪くクラックが入ってオイルが漏れてくる事例が多いので純正か赤が朱色の同等品であればまだいいですが、クリアレッドのプラエンドがついたやつなどはつけて時期にひび割れてオイル漏れしてきたりしますので最悪です
どうしても赤にしたいけど漏れるには嫌だな…
という人は袋ナットの先端を赤でペイントしてしまうほうがよろしいのでは?
といつも思います(^_^;)
ロッカーカバーのスタッドを締めるときは必ずトルクレンチを使いましょう
元々がかなりハードに締められてスタッド上がってきちゃってるような車両も多いですが、分解時にトルクがかかっているかしっかりと計ってから分解し分解後もネタを噛ましてトルクをかけてみてスタッドのベースが傷んでいないか確認することも必須ですね
ここ10年ぐらいトルクかけ過ぎでいかれちゃっているような車両も多くなってきてるので愛車の組付けはネットや聞いた話などの受け売りばっかではなく実際の経験値と専門知識のある工場でお願いするほうが長い目で見れば安心できると思いますよ~
フロントヘッドとロッカーの作業は終わったのでリアのロッカーの調整
FXSはグレーペイントがされているので洗浄してもきれいになった感が少ないですね
とりきれない汚れに騙されないようにクラックや溶接修理痕が無いのかなどダメージの有無をしっかりとチェック
純正のロッカーカバーも状態の良いものが少なくなってますのでトラブってたりしたら困っちゃいますから後で気づくよりも洗浄しながらしっかり確認が必須です。
バルブトレインが収まってる部分なのでプッシュロッドやバルブにトラブルが出ると割れちゃったりします。
それらの修理痕跡などもチェックすることで、ちゃんと修理されているか?デブコンなどでとりあえず的に直してあるのか?等も見極めないといけませんからね
ヘッドのポートの修理跡の状態からいろいろと疑っちゃいますが疑ってかかって損はないですから
ロッカーアームのクリアランス調整してますがリアのエキゾーストだけはクリアランスがあるにもかかわらず締め込むと動き渋くなるのでどこが悪さしてるのか何度も抜いたりはめたりしてチェック
ロッカーアームの摺動面のちょっとしたバリが原因でしたのでエッジ処理してシム調整
ようやくシム調整してもスルスルと動くようになりました
クリアランス調整が1番時間かかりますな…
明日本組してヘッドとドッキングさせますがその先がどこまで進められるかは日曜日の状況次第ってとこですね(^o^)
お疲れ様でした~