今しがた遠方引取から帰還
夕方過ぎからの県外引取も中々身体に応えるようになってきましたが日中はどうしてもやらなきゃならない事も多いのでね~
そんな本日は、先日エンジンが中々始動しなかったということでとりあえずガスコックをピンゲル化する方向になったFXDX
ついでにバッテリーの注文もいただきました~
pushrodが変形していたパンヘッド
部品が届いたので組み付ける前に念の為にヘッドを開けてバルブ周りを確認
焼き付き等はしておらずパッと見原因不明でしたがバルブを外すときに発見
バルブコッターが割れてバラバラになってました(=o=;)
っていうか初めて見ました…
アッパーカラーを割れていないコッタなどと合わせてみても特に問題となる感じは無いし、ピストンやバルブにもぶつかったりしたような痕跡もない
スプリングでも暴れたかな?
オーナーさんとどこまで作業するのかを相談し予算の関係などもあるのでとりあえずできる範囲のところまで考えながら進めましょうかね?
コンプリートエンジンなので通常のセットアップと部品の違いなどもあるのでよく調べてオーダーしないとハマります
ピストンのTDCもこのタイミングで拾っておけばアバウトなタイミングマークの位置も一目瞭然
セル付きの車両は結構アバウトに装着しても始動もするし走りもしますが、最大進角時に点火時期が早すぎるとプラグなどにダメージを与えてしまうこともあるので点火タイミングはしっかりと取りましょう
リアのヘッドもおろして確認
あとはカムカバーとタペットも開けて確認しますがそこでどうなるかって流れでもあります
エンジン内部にスラッジはほぼなくきれいな状態が保たれていますね
とりあえずヘッドは燃焼室とポート洗浄してからもう一度バルブステムとかしっかりとチェックしてダメそうなら交換します
車検預かりが大惨事になってしまった…
場所と他の作業の兼ね合いも考えながら進めたいと思います
入庫待ちの皆様に関しては少しズレが生じると思いますのでご理解よろしくお願いいたしますm(__)m