1977FXS
最後のパーツが届いたので交換?
長さ調整ですね厳密に言うと
クリップタイプではなくカシメタイプでしたのでカシメジョイントを注文してそれ待ちでしたが無事作業完了
アクスルもいい位置に来ましたね(^o^)
1977の作業はこれにて終了
当店は持ち込み車両の修理やカスタムの場合外した部品は基本全て返却しますので箱に入れてまとめます。
持ち帰り、発送(送料着払い)共に対応できます
もちろん処分という依頼であればこちらで処分させていただきますのでその際はお気軽にお申し付けくださいませm(__)m
その後FXS1978にかかったところで
VLオーナーさんのKさんからヘルプコール
どうやらクラッチ周りがトラブルしてるらしくちょっと前からそんなような話は聞いておりましたが本格的におかしいようで緊急クイック対応
旧車などを触ることも多い当店ですが流石にVLクラスはそうそう居ないのでこの車両は初めて触らせて頂きます
ただ、基本構造などに関しては機械ものを触り続けている畑をずっと歩いてますし、整備知識などに関しても学びの上整備資格もシッカリと有しておりますのでご安心ください。
手持ち資料が少ないので現物を見ながら作業を進めていきます
クラッチスプリングにプレッシャーをかけるボルトが一本欠落して作動不良を起こしておりました
クラッチシェルほか総分解して
構造を頭の中で考えながら進めていけば今の車両に対しての原点のような作りなのでそんなに難しいものではありません
ハーレーの基本知識がしっかりしていれば分解方法も自ずと見えてきます
クラッチにプレッシャーかけるスプリングのマウント部分のネジ山がも出ちゃってボルトが欠落したようなので早々手に入るパーツでもないのでボルト穴を溶接で埋めて再度穴開けてタップ切って復元修理
クラッチスプリングのテンションを受けるには少し心もとない仕様なので次にトラブルを起こしたら対策パーツを採寸してもっと整備性も上がる様な形状のもの製作しましょうと言う流れで修理完了
古いバイクのパーツは万が一の場合作って対応できるものも多いので大事にしながらアップデートしてやれば後世に残せますし楽しいですよね
またなにかトラブったりしたらお気軽にご相談ください
Kさん、この度は希少な車両の修理のご依頼ありがとうございましたm(__)m
その後は1978の作業に戻り
ねじれていたトップツリー、ロアトリプルツリーを新品交換したので確認
ロアトリプルツリーは若干加工が必要でしたが違和感なく装着できました
フォークもすんなりと刺さるようになり気持ちいいですね(^o^)
ホイールを組み付ける前にメーターワイヤーも給油
メーターワイヤーは結構被覆内部で摩耗したりしたカスで回転抵抗大きくなるので外した際は洗浄して給油して組み付けましょう
愛車を長持ちさせる秘訣は外した箇所は
『点検』
『清掃』
『給油』
これにつきます(*^_^*)
フロントフェンダー裏も
油分を含んだカスでゴリゴリ...
作業箇所で見てしまったものは見て見ぬふりなぞできません
なので
ハイッ!
綺麗です(^o^)
ひと手間ふた手間掛けるだけで仕事の品質って上がると思うんですよね
整備した後、なんか出先であってどこかで分解した時に
『これ何年触ってないん?』
『昨日の今日の汚れじゃないよ』
『ガスケット交換された形跡ないよ』
とか言われたくないんで、ウチはいつもこのスタンスでやらさせていただいております(*^_^*)
トリプルで悩まされましたがやっと真っ直ぐホイール装着できました
引き続き作業進めていきますのでよろしくお願いしますm(__)m