今日は作業集中日
朝イチから次のLLランに向けての点検入庫の38ナックル
ブレーキ周りは前回確認してからほぼ走行してないので残量チェック無しで良いとのことなので定休日明けにサクッと終わらせたいと思います(*^_^*)
SRのバックステップ周りを装着
マフラーステーが付けれなくなるのでステーを製作しての装着
ノーマルのタンデムステップが付いていなかったのでM10×1.25のボルト探すのに難儀しました(笑)
通常ほぼインチがメインでミリは標準並目しかおいていないんで…(^o^;)
仮でステップ合わせてステーの採寸
で
元々ついていたものから位置を出して製作
出来てしまえば何のことはないですが位置とか拾い出すのには常苦労しますね
その後装着して
こんな感じ
位置も多分予想していた理想位置じゃないでしょうかね?
先日組み付けた配線とシートフレームはこんな感じ
カプラー外してボルト3本外せばズルッとテールカウルがフレームごと外せます
ランプ周りの配線も手を入れた箇所はまとめて処理してあります
よく聞かれることの1つに専用品と汎用品の取り付けについて
『専用品買うと高いんで、これ付けて欲しいんですけど』
と聞かれる事がありますが、取り付け含めた総合トータルで言えば断然専用品を取り付けるほうが費用は抑えれます。
汎用品は物と車両を組み合わせるところから
分解
思案
採寸
材料、小部品、ボルト類など調達
加工
表面処理
取り付け
等
パズルというよりもほぼ量産に向けての試作品製作に近い作業となります。
もちろんDIYで自分が満足すればOKという仕様であれば取り付け方は千差万別、すごく安価に済ませられることもあると思います。
しかし僕らはプロとして看板背負ってるのでどこの誰がモノを見るかわかりませんし、それなりにしっかり取り付けをしておかないと
『あの店こんな作りなの?』
とか言われちゃうので、それなりの時間と予算をいただいて作業させて頂く形となります
あとは火入れして車検とってという流れになりますので4月中には納めれるかと思います
お引渡しまでしばしお待ちくださいm(__)m
1978もキック周りの作業も終わりカバーのカチャカチャグラグラは無くなりましたがクランプ部分の若干の痩せのガタツキはクランプを少しきつく修正しましたがまぁガタは残りますね
と入っても普通によくある感じの範囲内ですけど
1979は
フロントブレーキはキャリパー、マスターOH
ネックベアリング、フォークOH、純正タイヤ交換、エアバルブ交換
メーンハーネス前側処理、ハンドルバーハーネス交換
スイッチ類交換
キャブ、インテーク
と車体前方部分まではほぼ完了
やれ感は残したままなのでなんか進んでる感少ないけど…
リア周りの作業もキャリパーマスターともにOH、シールキット交換、パッド交換
タイヤも純正に交換
車体回りの可動部分はほぼほぼ全てOHという流れになってます(^_^;)
リアもチューブレス化したかったのですがバルブホールがかなり大きく写真のスタンダードは使えず、もう一種類の根本の太いバルブでも対応できないタイプのホイールでしたのでチューブ仕様です。
リフトからFXSを下ろし、場所が無くて組付けで困って居たので次の車両入庫前にナックルを鎮座
こなしていかないと入庫しても手がつけられないのであるものから出していけるよう進めています
ロッカーシャフトとアームを組み付け中ですがスラスト方向のガタを何とか調整して合わせないと進めれないぐらいの異常さなので頭悩ませてます。
バルブ駆動とオイルラインでもあるシャフトとの兼ね合いなどもある重要部分ですのでガタガタではまずいのでね
ハーレ旧車は入庫時が
『正』
とは限りません
大抵の場合は何かしらおかしな事になっています
なので構造を把握し
『おかしい』
を発見できる経験値がなければ正直なところ作業を完成とは行かないのではないでしょうか?
ショベルでも各年式混ざりまくってたり、パンヘッドでも混ざりまくってたりが当たり前なのでね
普通の整備のように外したものを外した順番に並べて組んでいたのでは整備の基本としてはあってますがそれでは修理とはなりません
全車OH渡しという販売店さんも最近は多く見られますがすごく良いアタリの付いている物をダメにしてる場合などもありますからOHというのも時と場合、状態でいいのではないでしょうかね?
響きとしては
『全車OH済み!』
って買う側としては良いですけど…
購入時は車両状態、コンディション、手の入り具合など色々と見どころ多いので慎重に動いてくださいませ(*^_^*)