ご予約いただいていたFXSオイル交換からのスタート
非常に良いコンディションの1978
最近FXSだらけですが
人気車種なので触る機会も多くなりますよね
クラッシュワッシャーも新品交換
オイルはもちろん当店おすすめのEPLです
(*^_^*)
これから暑い季節に入るので摩擦などを軽減させることは温度を抑えることができますし、強い油膜形成はドライスタート時にも安心ですよね
本格的に走ることの多くなる季節なのでオイル交換はしっかりと行ってくださいね〜
いつもご贔屓いただきありがとうございます。
今回もタペットスクリーンのボルトが固くてとのご相談いただきましたが、それら些細なことでもお気軽にご相談くださいませ〜
(^o^)
レニも相変わらず走りまくってますね
完全に『足』で使ってます(笑)
それにしてもFL系は体格の良い外人さんにはよく似合う
クルミパンありがとうございました〜(*^_^*)
その後
ジョニー号を最終仕上げしてテストラン
昔つけてた超ナローハンドルに比べるとホント乗りやすいですね
フロントも長くなっているので車高も稼げてますしTCモーターも相まってかなり軽快に駆け抜ける感じで走れるので面白い
改めて乗ると良いなあこの車両(*^_^*)
その後は車検とスターター不具合など修理のショベルFX
前回ご相談受けたときにリレーかな?と思いながらも交換してみてもウンともスンともでスターターボタンの導通見たりしましたがちょっと時間かかりそうということでキックもあるし今回の入庫まで持ち越しにしていました
とりあえずリレーをすっ飛ばしてソレノイドを動かす分には生きているので電源からスタータースイッチを介してリレーまでといったラインの何処かで何かが起こってますね
スタータースイッチからくる線自体が何やら怪しさ満点ではあるので
この赤い線↓
を引っこ抜いてチェックしていこうと思ったら
メーンからくるちょっと太いケーブル絶賛断線中
なので
交換して解決(^o^)
と意気揚々と端子交換してIGオン
で
スタータースイッチをプッシュ!
あれっ?
全くやっぱり反応ないぞ…(=o=;)
なのでやっぱりさっきの赤い線を辿ることにしてコイルをマウントから外して…
外し…
何だこれ?
液体パッキン?
ホットボンド?
端子折れてるとかないよね?
まぁ見てみぬふりはできないのでとりあえず剥がして端子を外すことに
ボンドカバーぐらいで特に問題もなく端子も生きておりました〜
良かった…(^o^;)
ジャンクションボックス周りにアクセス
カピカピ配線だけに気になりますが、今回はスターター修理メインなのでスターターの配線を拾い出し、フロント側の状態も確認
トラブル出そうな匂いが物凄い…
流石に見てしまったからには…
スターターの配線は勿論ですが念の為割れそうなところは被覆処理とかしておきましょうかね
とりあえず補修は掃除しながらということにして先にスターター周りの方の処理だけ考えましょうかね
スタータースイッチも分解してハンドルの配線も交換
年式的に中通ししてある車両なのでちょっと面倒ですが手抜きはNG
インナースロットルじゃないことがラッキーとでも考えておきましょうかね(笑)
端子の研磨と調整
配線交換して
ハンドルの中で擦れて悪さしないように保護ケーブルで保護
新品の配線に交換してハンドル部分は作業完了
スターターリレーまでの配線は旧配線を抜き取る作業をホントはしたいところですが抜き取るだけでタンク外したり色々と工数が掛かる話になっちゃいますので、もとの配線は目立たない長さに切り詰め端末処理して被覆内で残し新規で新しくリレーまで這わせる方向で勧めたいと思います。
明日はこの辺りを洗浄して悪さしそうな配線を保護処理しつつ終わらせてしまう予定です
バッテリーやスターターのメガケーブルもかなり古いやばい匂いがするものなのでメガケーブルは3本とも新品に交換します
まぁスターター周りの配線は全部新品になっちゃうって話ですね(^o^)
ほぼ原因はわかりましたのでスターター修理も指定納期には完了できるはずです。
完成までしばしお待ちくださいませm(__)m
配線作業してるのでついでに配線のお話
古いバイクの配線は配線抵抗が銅線の腐食や端子の腐食などにより大きくなり通電が悪くなります。
被覆のビニールカバーも硬化して割れたりしボディに接触しショートしてしまう原因にもなります。
昨今旧車がホント世に溢れかえってきておりますが純正を重宝するあまりかなりヤバそうな車両なども見受けられます。
資産価値の高いものではありますが、乗って楽しむことを優先するのであればできれば配線周りは一式交換してしまったほうが安心できるかと思います(*^_^*)
昨年販売させていただきましたアイアンの場合は配線の引き直し等は予定無かったのですが、納車整備時に当店から出荷するにあたっての自己判断基準をクリアできていなかったので、結局ほぼほぼ配線は作り直して納めさせていただく形となりました(^o^)
元々の配線は古すぎるわけではなかったのですが捻れまくって繋ぎまくってされていたのでトラブルを招きそうな雰囲気など含め見るに見かねて…
販売車両などの場合はある意味店の顔みたいな物でもあるのでやっぱり最低限恥ずかしくないようにはしないといけませんから輸入して減車確認後に持ち出し仕事になる手数増える流れはよくあります。
勿論お客様都合での仕様変更や追加作業、予定修理を超えるイレギュラー箇所の部品代はご請求いただく形となりますが、このアイアンのように作業途中での私的な自己判断等で
『やらなくても問題は今のところはないけど気に入らない』
といった具合の作業に関しては追加料金は頂いておりませんのでご安心ください(*^_^*)
安心して乗れるような車両を販売できるよう心がけておりますので車両ご購入の際はお気軽にご相談くださいませ