まずはFor sale情報
2003年 XL883カフェレーサー
製作時には雑誌等にも掲載された車両ですのでご存じの方も多いかと思いますが
For sale!
ワンオフ タンク
ワンオフ シートカウル&シート
ワンオフ セパハン
ワンオフ ライザーマウントキャップ
ベルファスト バックステップ
ETC等…
動力伝達装置 改造公認申請済み
詳細、価格等はお問い合わせください😊
※現車は現オーナー様がまだ乗っていらっしゃいますので突然ご来店されても御覧になれません。
現車確認したい方は要事前予約お願い致します🙏
本日は1950エキゾーストシステムの見直しと修正
これが想像よりも酷く…
ジョイント部分を修正して差し込みのフィット感を調整
これが結構難儀するんです
皆さん純正に結構こだわるのですが、あまりにもひどい場合は流石に交換をオススメしています。
理由は排気漏れ等あると回転数にもよりますがアフターファイヤの原因となったりしますし、クラックやサビ穴などで思いもよらぬ部分からガソリン等で発火したりする恐れもあります。
やっぱりバイクって楽しく乗れてなんぼだと思うので、いつもヒヤヒヤしていてもいつか精神的に参っちゃいますからね~
Yパイプに腐りからくる穴を見つけたので小技入れての溶接で修正
薄肉でしかも錆などあると経験者は分かると思いますがトーチを当てたらその瞬間から穴が劇的に広がっていき収集つかなくなります。
上手く閉じる方法は…
はい、内緒です
経験値からの技なので公共の場で公にしては飯の種をバラ撒いてるようなものです。
そんなデジタル社会の昨今はレシピは基本内緒です
( ̄ー ̄)
ジョイント部分のカーボンを落としながら周りを少し掃除しようとするとSパイプ上面に焼けたオイルが溜まったボコ付きを発見
しかし…
よく見ると…
あれっ?
おかしくねぇ?
とカップブラシで表面の汚れを少し落としてみたら…
明るい(^_^;)
その他も…
流石にこれは溶接ではなんともならない…
直すのであればダメ元でやばい箇所を切除し、同じ形状に鈑金した鉄板を貼るという流れですが、周りの鉄の状態を見る限りピタッと合わせてTIGで走れそうにない状態
クリアランス的にもキツイ場所でもあるのでかなり難易度高い事もあり修理費用も時間考えると読めないのでここは交換という提案をオーナー様にしてOKいただきました。
まぁまぁの雰囲気のリプロの手持ちはありましたのでそれをフロントパイプとYパイプ似合うように鈑金し直し使います。
振っても抜けないところまで板金修正して
良いフィット感です。
ここまでやったら今度は車体側での位置調整
Sパイプのクランプ部分とかとの兼ね合いとケース下部のクリアランスの兼ね合い、Sラインの兼ね合いなど複雑な部分ですから大変な部分でもあります。
こういうところいい加減な車両も多いので車両購入の際はエキパイがガタついていないかチェックすることも大切
良い感じのところまで調整しながらとりあえずSパイプのマウントを適当なボルトで仮固定
フロントパイプとフレームのマウントも位置調整しながら無理なく着くように進めます。
ココがしっかりしてるとこの時点で結構しっかりとしてるなと既に体感できるレベルになります。
まだ全てが仮合わせなのでシーリングもしていませんが差し込み加減からかなり良さげ
Yパイプを装着しながらリアパイプを装着
ここも調整したのでいい雰囲気にフィットしてますね
その後はサイレンサー装着し
マフラー側で揺すってもカタカタもせずかなりしっかりと装着できたと思います。
普通だと
着いたじゃん!
って思うかと思われますが、これはあくまで仮組みで位置の確認と装着状態の確認
なので明日もう一度全てバラしてジョイントをシーリングしながら本組みする流れ
出荷時には見えないプロ達の手間暇を少しでもエンドユーザーの方々にお伝えできればと日々ブログっていますので引き続き定期購読の程よろしくお願いします
m(_ _)m