今日は空回り感漂う1日だったなぁ~
よく見るクレーンのシール
ハーレーのリプレイスメントパーツとしてリリースされて90年代後半から2000年代初頭までは結構使われていましたよね。
なので、普通にショベルのリペアパーツでいけるとたかをくくっていたら…
1200用のいつも使うヴァイトンシールがスッポスポ
(^_^;)
ガイドのクリアランスなどの状態はいいのでガイド交換してという流れは最後の手段にするとして
キツめのバンドタイプ有ったよな〜
と在庫をさばくって
ありました〜
一時期ヴァイトンの品番で注文すると代替えでコレ届いてましたよね〜
ウチで装着したことは無いのですが
見るからに小さい気がする…
サイズあってるのこれ?
ってぐらいキツイ
で
クリップとかを外してクレーンのシールのごとく後で装着すればと
クリップ無しで装着してみると普通に装着できるのでクリップを付けるための治具を製作
コレがなかなか相手の形状等含め曲者でかなり難儀しました
テストで装着
引っ張っても抜けないし良いんじゃない?
と思いながらバルブの代わりにシートカット用のパイロットシャフトを通して摺動させても抜ける気配なし
口の部分にCクリップを装着してシールとしてのテンションをかかるようにしてもとりあえず抜けはしないけど、体感的にかなり摺動感がキツく感じましたので、ほぼ半日近く闘ってましたが使うのは中止しようと判断しました。
手持ちでシャフト部分の穴サイズが少しきつめのヴァイトンも持っているのでそれをとりあえず試しに装着
全然いい感じ、摺動もさっきの黒いのとは比にならないぐらい動きいいですが、シール自体はもう一回り細いバルブ用なので良さそうだろうが使いません。
同じタイプの3/8ホールのものをアメリカから取寄中です(*^^*)
半日近く、戦った残骸たち
旧車はヘッドの仕様が組み手や時代時代で異なることが普通なハーレーという乗り物
ショベルの場合バルブ周りでよくあるパターンは
国産トラックなどのステムシール流用
長年の間に何度も行われた修理のおかげでヘッド側のバルブガイドホールの拡大からオーバーサイズで足りなくなり太いバルブガイドがワンオフ製作されて刺さってる場合
圧入交差ミスからヘッド側ガイドホールのクラック
上げ始めればきりがないですが、そういったものに出会うことはホント多いかな〜
シール周りは部品を待つとして、メイン作業のシートやバルブの調整は完成させておきました〜
思ったように進まず、色々な作業の絡みが完全に遅れこんだ匂いのする1日でしたが日常イレギュラーは付き物の仕事なのでね~
一旦キリというとこまで来たので本日終了です。
2月の営業案内は以下の通りです
↓
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