本日も車両相談にご来店いただきありがとうございました〜
昨年ぐらいからやたらと車両を求めてご来店くださる方が多く有難いのですが、安心して提供できる車両が無いのでご迷惑をおかけしている次第で申し訳ありません。
純正スタイルであれば本国や国内の業者オークション等でご用意することもできますが、改造車になるとやはり
加工状態
機関状態
配線状態
保安基準(登録状況 車体保安基準 車検の取得状況)
塗装状態(プロ塗装orカラカララッカー)
他にも色々と不安箇所も多く、履歴や出処等しっかりしたものでないと仕入れできませんので現実的にちょっと厳しい状況です。
純正度の高いエボややれていても大切にされてきたんだろうなと言う感じで手が入っていそうなショベルであればご用意することはできますが、それらになると昨今高額ですので在庫として持つことは厳しいですから基本的にここ数年在庫車はほぼ持っていません
m(_ _)m
機関OHや車体製作などもオーダーで製作可能ですが昨今の忙しさだとお待ちいただいているお客様方も多い状況ですのでいつデリバリできるとか自分もわからないので無責任な状況で承ることができずそれらに関しても目処が立つまでオーダーストップさせていただいている状況であります…
リジッド車両や類似したルックスの車両はやはり人気ありますが、ほぼワンオフじゃないと出来ないので
ロードホッパーやハーレーベースの
ZDC80等は今の需要多き時代は安心して乗れるコンディションだし選択肢としてはいいと思うんですけどね
価格的にも内容に対してかなりお得感あるし
一考してみても良いのではないでしょうか?
(*^^*)
で
修理作業中のショベルチョッパー
オイルラインもホースバンドイカれてるし
ホースもカチカチのヒビヒビでしたので交換
元々はクロスカバー付きのホースでしたが、クロスカバー付きのホースは見た目は良いけど肝心の内部のホース部分がやばいやつが多いのでウチは使わないです。
なのでいつもの高圧耐油ホースにカシメタイプのホースバンドで処理
カシメタイプのホースバンドは専用の工具が必要です。
ヤットコでつまんであるものも見かけますが、ホース側が開く力をそのカシメ方法だと抑え込めないのでカシメ専用の背面を抑えつけれるものを使用してください( ̄ー ̄)
オイルがしっかりと回ってくる事を確認しながら
進めていきます。
クランキングしてロッカートップのオイルラインからオイル出て来れば基本的にはOKです。
これを確認しながら組まないとエア噛んだりしてオイルが回らず初期始動でダメージを与えてしまうこともあるのでご注意ください。
タペットもエア抜きまでして、プッシュロッドを組み込んでいきますが…
カバーバラして洗浄してパッキン交換して組もうと思ったら…
おいおい…
4本ともスプリングとパッキンの間に入るワッシャ入ってないんだけど…(^_^;)
こういう付いていないといけないものが付いていなかったり、年式がバラバラな部品で組まれていたりとかが普通にあるのがハーレーの世界なので、とにかく正常な状態を把握している人間が触ったものじゃないと怖くて仕入れることができないというさっきの話になるのです。
1台分手持ちがあったので滞りなく進むことができましたが、手持ちがなければこの時点で部品注文になるわけで、そうなると最短でも1週間から10日ぐらいはズレこんじゃうんですよね~
まぁそういう世界なので、時間等は余裕を持って修理入れて頂く形じゃないと対応できませんのでよろしくお願いします。
一本ずつ調整して行きながら
圧が抜けるのを待って次
とそんな流れでプッシュロッドは組んで行きます
圧を抜いてハイドラリックをドライで組み込む場合と今回のように圧を掛けておいて締め込んで調整する場合とありますがそれは使う部品等で都度やり方変えて組んでます。
部品のメーカー事にもノウハウ違いますから、それらは経験値ですね
意味は…
まぁ実体験すればわかることなので近道的な内容はブログでは書きませんが(笑)
明日には火が入れれるかな?
何事もなく進めばいいんだけど、そればっかは動かしてみないとなんとも言えないのでオーナー様も自分も首を長くしながらって感じですね(*^^*)
よろしくお願いします。