午前中はクイックでエキゾーストガスケット交換の御予約対応
ショベルヘッドのエキゾーストはフランジが一本止めなので180°反対側が浮きやすく、社外や純正マフラーでも浮いていることが多いです。
ワンオフマフラーの場合だとつなぎ合わせて製作しているため外して本溶接する際の歪で滅茶苦茶スキマってる車両も多いです。
余りにも酷いものは口金周りを再度角度修正して再溶接することも提案しますが、基本的に販売されているガスケットだけで排気漏れを抑えきれないものも多くショベル以前の車両に関してはシーリングして装着する流れで当店では作業してます。
ポートからの排気漏れはナメてかかると重大なダメージをモーターに与える場合があるのでご注意を
(*^^*)
車両入庫時は基本タイヤ空気圧をチェック
僕らは押したりハンドル起こしたりする際に違和感で即気づきますが実際に空気すげぇ減ってる車両も多いので空気圧チェックは豆に行いましょう
その後は天気も良いし、昨日組み上がったショベルチョッパーをテストラン
ここから先がいつ納得行くところまで仕上がるのかとかオイル滲みや漏れなど発生したりとか一番時間が読めない部分
当店で普段作る車両たちよりもハンドル幅もかなり狭く結構恐怖
(^_^;)
走ってみるとキャブレターセッティングがかなりズレてる感じ
乗り方でのフィーリング違いもあるので多少のズレや癖はあるのが普通ですが、スロットルが全開に出来るようになったのでわからない部分でもあったのかな?
全開にするととにかく上が
「ノコッノコッノコッノコッ!!!!」
と吹け上がらない
なので
戻ってはプラグチェック
ジェット交換
などを繰り返し
「ブウォォォーーーーーーーーーーーーーォーー」
と引っ張っても伸びていくところまでジェッティング
動画化やキャプチャしたのでブレブレww
しかもバイクちっちゃい(笑)
かなりきれいに吹け上がるようにセットアップできたと思います
が
とにかくこのバイク
「止まらない…」
(まぁドラムとスプロケットブレーキのセットアップなのでしゃーないといえばしゃーないけど(^_^;))
なので
今度はブレーキ周りを何かしらモデファイしたほうが良いと思われます(^_^;)
セットアップ完了後
オイル類をエンジン、ミッションともに交換して
増し締め中に違和感を感じたので
オルタネーターカバー部のマウントボルトを転ばぬ先の杖的に1箇所リコイル処理
金属製のウインカーリレーがバッテリープラス上に乗っかっていたのでオイルタンクのペイントが剥がれた瞬間を想像すると一気にショートして危険な気がするので
1枚ウレタンシートをバッテリー上部に引いてその上に鎮座させておきました(*^^*)
この辺りはいくら作業を受けていない部分とは言え気づいて見て見ぬふりはできないので無料での簡易対応となりますが危ない部分ですからね(*^^*)
ということでクランクケース合い面からオイル漏れの修理というご依頼作業からのモーターの内部チェックやカム、オイルポンプ交換、ベアリング類のアップデートなど含め作業完了です。
よろしくお願いします(*^^*)