今日は作業集中日
預かり作業他色々とありますが、顧客さんのプチ修理などは都度直していかないといけないのでプチ修理入庫です。
リアのドライブベルトが千切れたので新品装着とローダウンにより、テックサイクルのスターターキットのピニオンとベルトが干渉すると言った具合の状況判断などなど…
ベルトドライブ装着車両はとにかく修理に関しての車種で作業性の差がすごいです。
スポーツスター系やダイナは構造的にドライブ側のサスペンション脱着でいいのですけど、ツアラーやソフテイル、FXR等はスイングアーム外してプライマリードライブ外して、場合によっちゃオイルタンクとか配線までに及ぶのでとにかく厄介…
今回はそれに踏まえ、1度1次ドライブ外したままトランスケースにスターターを仮装着してベルトの通るラインを見ながらの車高調整を安全マージンを確保出来るだけ考えてギリギリ狙いで進めないといけません
以前もベルトがスターターギアに干渉するのでと車高を上げたことありますが、オーナーさん自らまた下げちゃったりで…
1/4幅ぐらい上面が完全に削れてます
全体的にも上面削れてますね…
今の車高で新品ベルトを付けてチェック
ジャッキアップ状態で荷重無く
ギアとベルトの隙間は1mm…
着地させて1G状態で既にこすりますね現状
ホントはノーマル車高まで戻したいのですが、オーナー様からの意向もあり出来る限りは下げたいとも聞いてますので荷物とか乗せること踏まえるとかならず当たるかと思いますが、それ以外は俺が乗ってテストランして当たらなければオーナーさんであればよっぽど当たらないだろうと考え
ちょっと調整しては着地させ
フェンダーに乗っかってストロークさせて可視化してるギアとのクリアランスチェック
ノーマル車高くらいとかまで上げてから徐々に下げてきて
フェンダーとタイヤの隙間とかも見ながら
納車された頃の画像も送ってもらったのでそれと比べ…
最終的に
これで落ち着きました。
一応このクリアランスだと1G リアフェンダー上で自分が体重かけても当たらないです。
一応これが現状限界ではあると考えこれで決めました。
完成テストラン
察しの通り
作業の面倒くささをテストラン時間が物語ってますね
真っ暗(笑)
帰ってきてベルト表面をチェックしましたが当たっていないので良しとしましょう。
荷物乗せたりとかは積む量にもよるし何処までは大丈夫なのかは未知数…
走行条件とかもあるので一概には言い切れませんが、1人で乗って普通に走る分には多分大丈夫かと思われます(^o^)
よろしくお願いしますm(_ _)m
ちなみに、スピードメーターも動かなかったのでそちらも修理しておきました~