明日は定休日
浮かれたいところですが、1台どうしても車検受けておきたいので半日休日返上(T_T)
アイアンのクラッチシェル点検
直した痕跡もあるにはあるけど、めっちゃ段付きしてる(^_^;)
なので肉盛り後スムージングして調整しましたが画像撮る間もないぐらいこの車両のほか部分含め急いでたので本日画像がほぼない…。
このガスケット一枚あたりで税込だとほぼ1万円(^_^;)
すげー世の中だな…
ヘッドライト付けてるとバッテリーが上がるという事も修理依頼事項
確かに電圧上がらないので
レギュレター交換の上で念の為ジェネレターのコミュテーターも清掃
ブラシの研磨も同時に行いました〜
ってか真っ黒(^_^;)
こちらも完全研磨して整えたのでまだまだ安心して使えるようになったと思います。
で
ヘッドライトはGUIDEあるある…
ガタガタ動きます。
マウントボルト付近が割れてる物も多く(ってか結構な確率)光軸などの関係上修理が必要になります。
今回はスポットの外れでしたのでスポット箇所に穴開けてベースと溶接
しっかりガタも無くなりました
その他もリアホイールのスポーク全緩みでリムが左右にグラグラだったりとかドラマだらけでしたがなんとか明日車検行けそうなので微調整兼ねて車検いってきます(^o^)
こちらも完成です。
オイルポンプ周りの取り付けの不具合などの点検から始まり…
それはそれはなかなか悩ましい車両でございました。
純正であれば
「これおかしいよね?」
ってすぐに気づく事も多いのですが、旧車でボバーやチョッパーの場合とにかく機関系でも混ぜ物が多いのでまず間違い探しからしないとまともに進まなかったりします。
それがほんと難儀なんです、時間めちゃかかるし。
当方でOHして出荷してる車両などはエンジン内部のパーツ等も把握してるので良いのですが、とにかく初めて触る修理車両は大変
ピニオン通路などメクラされてるし
加工穴などの正否等の判断もしないといけないのでポンプとクランクケース、ピニオンシャフトやヘッドへ行くオイルライン等全てにおいて探り探り進めないと、上記のように涼しい顔してピニオン通路にメクラが鎮座していると
「なんか意図して加工してるのか?」
「ここのメクラを置いてもピニオン潤滑は何か俺の知らない方法で機能してるのか?」
等
絶対おかしいよね?とわかってはいるし90%以上確信もあるんだけど他を調べながら現状が確固たる間違いを犯していると確定させないと進めないんですよね
なんせオイルポンプとかになるとエンジンの死活問題ですので
エンジンはオイルポンプの加工間違いを戻して、カムカバー側でグルングルンに回ってたカムブッシュをオーバーサイズに交換
タペットブロックの欠けなども肉盛り修正
良い感じに仕上がったと思います。
昨日格闘したワグナーも漏れもなく大丈夫そう
結構走らせてみたけど大丈夫そう
これで速攻漏れてくるようならマスター交換じゃないと無理かなと思うぐらいボディチェックはしてるのでブレーキだし安全考えると漏れたら交換で行きましょう!
フロントのハンバーガーも外から本体微調整とワイヤ調整
良い具合のタッチと効き具合になったかと思います。
引き取りに歳に調整の方法教えますね(^o^)
組み上げる時に來湯チェックしてるので間違いないのはわかってるけど、暖まった状態でもしっかりとオイル回ってるのかチェック
めっちゃ出てるのでオイルの巡りに対しての不安はもう解消されたと思ってもらって大丈夫
HOTスリーアイドル
ほぼ振ってない
ってか
振ってない
少し開けていくと
良いですねぇ〜
いい感じに流れていってます。
ブレーキも直ったし、取り敢えずテストランしながらウロウロと
引き取り連絡待ちです(^o^)
様子見も兼ねてまた間を見て走ってこよっと
今日は朝から
チョッパー出荷
と
FXSも出荷
その後は
残す所ブレーキフルードの入れ替えだけとばってた60パンチョッパー

先日ブレーキ触るところで念の為フルードの臭いを嗅ぐとどうもDOT3-4とかグリコール系の匂いがする気がしたのでオーナーさんに確認するもDOT5との事
最近ではDOT5.1と言う物もグリコール系なのでそれでもないか確認してもDOT5で間違いないとのこと
なのでそのまま入れ替えればいいか?とか思ってましたがキャリパーの色もめくれてきてるしなぁ…とモヤモヤしておりました。
そこで取り敢えずキャリパーに圧かけて漏れないか確認した後に新しいフルード送って作業続行と思ったら
漏れてきましたね(^_^;)
なのでシールキットは交換するしか無いねとキャリパー外してピストン抜き取ると…
めちゃくちゃ分離
完全にシリコンとグリコールで分離りした状態です
30年ハーレー触ってきた中で感じる違和感はやっぱり以上のシグナルと再認識しましたね。
モヤモヤは一気に解消
でもオーナーさんも間違ってないんですよね〜
確かにDOT5
なんです。
でもこれ調べてみると最近で言う内容成分グリコールのDOT5.1の同等品みたいですね
逆にDOT5でシリコンじゃない物を見たの初めてかも…(^_^;)
こうなっちゃうとマスターも錆びてる可能性高いし、下手するとGEL化してるので全分解してカップとピストンシールは交換したいですね
あとブレーキラインの内部洗浄
フルードが混ざってるとキャリパーもマスターもOH
ライン内部の洗浄、吸湿性の高さから錆など誘発してるのでそれの除去など手間がすごくかかるので2005以前のHDは基本的にDOT5のシリコン厳守でお願いしますm(_ _)m
キャリパーシールの溝やマスターのクリップ溝、ポート穴などの洗浄も反応して凝固しちゃってたりする結晶で詰まったりしてるのでそれの清掃もめっちゃ手間かかるし漏れや滲みの原因にもなるのでご注意を。
たかがブレーキ
されどブレーキ
バナナキャリパーもワグナーマスターも共にリペアキット組んでも漏れたり滲んだりしやすいのでとにかく工数は伸びてしまいますね。
当方では新品ASSYで昨今のブレーキメーカーの物に交換を推奨しますが、見た目などの問題もありやはり当時の物が重宝されたりします。
ただ…
旧いものは当たり外れ、程度の良し悪し、リペアパーツの品質等完璧に修理と言う事が出来ない場合も有ります。
その際はASSY交換を視野に入れたり不具合の中でも妥協範囲を作ってみたりしないと正直な所お金がいくらあっても足りません。
我々も仕事なので掛かった部品代などの経費はもちろん頂きますし、携わった時間も工数として計上していくので…
一発で仕上げたいと言う人は現行パーツに換装するのをお勧めしております…ハイm(_ _)m
取り敢えず組んでバラして他のパーツで試して組んでとかを幾度となく繰り返し今となっては高級洋酒よりも高価なシリコンブレーキフルードも新品社外2本と手持ち純正半分ぐらいを犠牲に…
(T_T)
オイル通してエア抜き中不具合出てバラしてとか、注射器で抜いたりとか色々と無駄ないようにしようとするも、なんかゴミ浮いてたりすると気になって使えないしね…
ここ数年のシリコンブレーキフルード高騰におけるブレーキ作業中の「困った」はハーレー専門店なら共感できるんじゃないかな?
(≧▽≦)
取り敢えず滲みも漏れもなくパーツ等も内部アップデートさせて良い感じっぽいので1日様子見ですね。
今日は夕方頃に
「あわてん坊のサンタクロース🎅」
やってきました(゚A゚;)
まだイブイブイブイブ?ぐらいか?
だいぶ慌てん坊のサンタクロース🎅ですが
実は…
トナカイの補修工事も有りまして…
そちらはセロテープ片手に
かなり
シュール
でございます(≧▽≦)